かもしか通信

院長日記

美術展   


みなさん こんにちは!
長野県塩尻市の歯科医、鴨居歯科医院
鴨居インプラント審美サロン
院長の鴨居弘樹です。

異常な気象現象の影響で2月14日(土)は、4月5月の温かさであると言われ、東京は初夏の様相を呈していました。

この日、Ye歯科グル-プの総帥パク・インチュル先生の古くからの友人である全光榮(チョン・クァンヨン)画伯の日本最初の展示会が、六本木ヒルズ森タワ-52階 森ア-ツセンタ-ギャラリ-にて開催されるのに合わせ、朴(パク)院長家族も来日して親しい友人とお会いしてご挨拶したいとの招待状が届きました。
せっかくの御好意を受けなくては失礼に当たると思い、夫婦・娘と出向きました。
会場入り口には、イメ-ジ・チェンジした朴院長といつもお世話になっている高原陽子さんが待っており、久しぶりの再会を喜び合いました。
女房と娘は初めての朴院長、高原さんの面会でしたので、お互いに挨拶を交わし、親しく短い会話を持つことができました。
これまでのYe歯科での研修の御礼と今後の家族ぐるみの御交誼とご指導をお願いしました。
来年には、今の3倍のメディカルセンタ-18階ビルを完成させるとのこと、ますます発展が期待されます。完成のあかつきにはまた招待状が送られてくると思われます。

全光榮氏のア-トは、韓国の伝統紙で三角形のポリスチレンフォ-ムを包み、それを韓紙の紐で括って、天然の塗料で染め上げたセルを木枠にはめ込んでつくる絵画でありながら、レリ-フのような作品は、何千というセルが組み合わされて一つの作品になる不思議な展示品でした。
かなりの大作が広い森美術館に数多く飾られて圧倒されます。日本では観られない不思議な感性でした。

せっかくここまで来たのなら、すぐ近くの国立新美術館で開催されている加山又造展を見ていこうと妻と共に入場しました。
加山又造氏は、2003年には文化勲章を受章していますが、日本を代表する日本画家であり、版画家でもあります。
昔からユニ-クな画家であり、天才であると思っていましたが、加山氏の作品が一堂に会して展示されるということは、ほとんどなく是非見たいと思っていました。

会場に入ると代表的作品の「雪・月・花」の大作があり、思わず息を呑む感動がありました。

各テ-マ毎に並べられた作品は、100点を超えており、個人蔵のもの、海外の美術館にある作品、全国各地の美術館に展示してあったものらが集められていて実に見事なものです。
日本画家の伝統的な手法と近代画の手法を巧みに融合させた革新的な感性には驚愕します。
加山氏の「美」に対する表現は、韓国の全氏表現とは異なりますが、両氏のあくなき‘美’に対する追及は心打つものがあります。
写真集で見ることと、実物を間近で観ることは、全然 迫力やインパクトが違い、ただただ感動するのみという感じです。

世界一流の作品を鑑賞することによって美意識が高揚します。
歯科医療の現場でも、美的感性は重要で「美しいものは機能的であるが、機能のみのものは美しくない」と考えています。

鴨居歯科医院の基本理念のひとつに「社会に健康と美を提供する」という文句がありますが、更なる美意識を持って診療にあたります。
素晴らしい気付きをたくさん頂き感謝の一日でした。ありがとう!

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