かもしか通信

院長日記

‘伝える’  


みなさん こんにちは!
長野県塩尻市の歯科医、鴨居歯科医院
鴨居インプラント審美サロン
院長の鴨居弘樹です。

「伝える」には、いろいろな方法が取られて来ました。文字が無い時代には言葉で伝えなければならないので、それぞれ工夫をして表現してきています。
日本の国内でも、北海道のアイヌ民族の言葉は殆どの日本人は理解できないでしょうし、沖縄の方言を用いて話をされても意志の疎通はできないでしょう。

理解できる言葉の統一がいかに大切かを知り、伝える教育が重要であることが判ります。
世界の人との交流をしようとすると、数えきれない言語があり即時に理解するのは困難ですよね。これから世界共通の言語を統一するのは望ましいですが不可能でしょう。

言葉が判らなくても生きている人間同士だと直接の面談であれば身振り手振りで、ある程度言わんとすることは判ります。
しかし、顔を合わせないで言わんとすることを伝えるには文字が必要となってきます。
文字も千差万別で知らない言語を読むのは、至難の業となります。更に古い文字が出てきたらお手上げ状態となってしまいます。

何千年もの長い人類の歴史の中で、いろんな民族の文化伝統は伝えてこられていますが、ごく一部でしょう。これから伝えていくには、いろんな手段・方法が昔より多くあり、容易なのかもしれませんが、伝える項目がたくさんあって、どれを残して伝えていくべきか選択に苦慮すると思われます。
せめて日本人同士では伝えることは正しく伝えたいですよね。

今日行われたS-upミーティングでは、言葉で伝える方法として3分間スピ-チの要点を知り学ぶことができました。
新人4人にまず、「家族に鴨居歯科医院についてどのように伝えたか」を話してもらいました。
その後、岩渕龍正さんのDVDの「リーダ-シップを高める伝える技術」をスタッフ全員でみました。
伝える技術の、特に話し方は大変参考になり、話すときの態度・声の大きさ・ゼスチャ-・内容の準備の大切さ、話の順序、たとえ話の引用、聞き手となっての態度等判り易く解説されて理解できました。

DVDを視聴して、再び4人の新人に改めて「鴨居歯科医院」について話をまとめて、皆さんの前で発表していただきました。
すると、最初に話した内容とは格段に異なり、伝え方がすごく改善され、聞き易く解り易い言葉で説得力のある表現に変わっていました。いかに物事を知るには基本を学ぶことが大切であるかを、改めて発表者だけでなく聞く方にも良く判りました。

歯科医院スタッフの役割としては、治療行為だけでなく、歯を通して健康の大切さと美しさの重要さを正しく認識して頂く為に、コミュニケ-ション能力を高めることが大切です。

今回のSーupミーティングで、コミュニケ-ションにおける話し方・聞き方の基本を知って、これからの患者さんに対する「伝える」内容がより正確に行われることと思います。

今回もいろいろたくさんの気付きを頂き感謝しています。
ありがとう。

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