かもしか通信

院長日記

S一upミ一ティング  10月第2週より


みなさん こんにちは!
長野県塩尻市の歯科医、鴨居歯科医院
鴨居インプラント審美サロン
院長の鴨居弘樹です。

毎週金曜日9時から10時30分の90分間を、S-upミーティングとして鴨居歯科医院スタッフ全員でのミ-ティングにしています。

今までにDVD研修をしたり、グル-プ討論をしたり、講師の話を聴いたりして医院内のコミュニケ-ションを図り、質の向上・医院一体化等の改善の時間としてきました。

8月末から、各個人による発表をスタッフが順番にパワ-ポイントを用いて発表する時間を取るようにしました。
これまでに新人から始まって何人もの人が発表してきましたが、その内容は素晴らしくお互いの刺激剤となって相互理解、医院改善、ムリムダムラの排除等に大変効果をあげています。

10月10日(金)のS-upには、小口技工士の「無調整について」から始まりました。
小口さんはこのために新たにコンピュ-タ-を購入し、パワ-ポイントもインスト-ルして、これを用いて初めて作ったという気合の入った発表をしました。
どんな出来映えになるかだれもが興味をもって見守っていましたが、とても初めてという内容でなく、判り易く症例写真も効果的に入れての作品となっていました。
小口さんの飄々とした人柄が魅力的で、話の内に引き込まれていました。スタッフ全員が感動し、彼の努力に惜しまない拍手が起きたのです。

百瀬衛生士による「外科処置のアシスタント役割」の内容も実によくできていました。
百瀬さんもパワ-ポイントに手慣れているのではないのですが、やはり悪戦苦闘して作られた内容は、外科的処置のアシスタントをしていて気付いたことをポイントに作られていました。
いかに「やりやすい」状況にして術者のアシストをする工夫をいくつか示して全員が今後に役立つ内容でした。全ては患者さんに負担をかけないようにとのコンセプトでした。

大塚先生による「口腔癌の早期発見」の発表も大変勉強になりました。長年の市川病院勤務から多くの癌患者に接し、症例を分析してきた内容なのでめったに見れない症状をもった事例を知ることができました。

口腔内では、扁平上皮癌が83%で一番多いのは60代で、原因は喫煙・偏食・機械的刺激などがあり、治療法としては外科的切除、放射線療法、化学療法、免疫療法がありますが、早期発見が第一であると、その重要性を述べられました。

3人の発表を聞いて「まるで学会発表みたい」と表現した人もいましたが、実に意義あるS-upミーティングでした。

小口技工士、百瀬衛生士の発表の中にもありましたが、お互いにレベルアップしてチ-ム医療として患者さんに接することの大切さをスタッフ全員が理解できたことと思います。
多くの時間を割いて発表に努力された3人の皆さんに深く感謝します。
ありがとう。

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