御神渡り
みなさん、こんにちは!
長野県塩尻市の鴨居歯科医院・インプラントセンター
臨床研修医の諏訪 学です。
先日諏訪湖の御神渡りというニュースを聞きました。
このニュースが気になったのにはいくつか理由があります。
一つは、
東京から長野に引っ越しで来た際の帰り道、諏訪湖PAで休憩を取り、夜が更けたPAから見えた諏訪湖があまりに綺麗でとても印象的だったということです。
そして、
10月から鴨居歯科医院にて始まった研修生活最初の週末に、PAで受けた衝撃を近くで見たいと思い、諏訪湖を訪れました。諏訪湖に着いたのは夜だったのですが、対岸に見える光がそれほど遠く感じなく、また散歩が好きでよく歩いていたため、歩けるだろうと思い、軽い気持ちで歩き始めました。30分、1時間と歩いているうちにその大きさにようやく気付き始めましたが、引き返すのは絶対に嫌だったので、一周歩き切りました。最後は足がかなり痛くなっていたのですが、この先の人生においてももう体験することはないかもしれない貴重な体験になったと思います。
そんな訳で諏訪湖にはちょっと思い入れがあります。
また別の理由で、御神渡りという現象に興味を持ちました。
御神渡りとは、
諏訪大社上社から下社の方向へ向かうものを御神渡りといい、一説によれば、上社の男神の「建御名方命」(たけみなかたのみこと)が、下社の女神である「八坂刀売命」(やさかとめのみこと)に会いに行った足跡とも言われており、神が諏訪湖へ降り立ったといわれる諏訪市側を下座(くだりまし)、下諏訪町側の、神が岸へ上がったとされる部分を「上座」(あがりまし)というそうです。
今年1月に諏訪大社の上社、下社を訪れてそこに祀られている神様について学んでいた為、御神渡りという現象がそういう謂れであることがすんなりと入ってきました。
また、逢えはしなかったのですが、たまたま同じ日に一緒に研修している丹羽君が諏訪大社を訪れていたそうで、そんな所にも不思議な縁を感じてしまいました。
そして最後の理由が、、、自分の苗字が諏訪だからです。
最後の理由は蛇足ですが、日々の生活の中で目に留まり、耳に残り、記憶に残るというニュースはそれほど多くないと思いますが、とても興味深く、印象的なニュースでした。
これからもいろいろなことに興味を持ち、アンテナを張り巡らせておきたいと思いました。