かもしか通信

院長日記

木曜会 11月例会


みなさん こんにちは!
長野県塩尻市の歯科医、鴨居歯科医院・インプラントセンタ-
院長の鴨居弘樹です。

22日、大雪情報をラジオで聴きながら、第4木曜日に定期的に開催される「木曜会」に、鴨居歯科医院のヤングデンティスト4名と伴に参加しました。

今月は3人の先生方の発表予定でしたが、2人の先生にアクシデントがあり症例発表できなくなりました。が、池田和美先生の「重症歯周疾患の症例」をじっくり聴くことができ、更にお互いに意見交換もできて有意義な例会となりました。

池田先生は、「抜歯はいつでもできる」「抜いてしまった歯は元に戻らない」という考え方で、なるべく抜歯せずに歯牙保存を目標として診療をしているというしっかりとした信念の基に、15年間の経過観察を追った症例を提示して頂きました。

初診時の口腔内写真・レントゲン写真を観て、参加者の先生方はどのように診断し診療するのか意見を述べ合いましたが、それぞれの先生によって見方が異なり、一人の症例でも診断・治療方針が変わってくるということが良く判ります。
多くの先生方が保存不能と思われた歯牙を池田先生はできる限り患者さんと協力して残し、機能させて患者さんに喜ばれている様子を拝聴して、改めて池田先生から学ぶ点が沢山ありました。今後も素晴らしい患者さんとの信頼関係を築いて発展されていくと確信しました。

時間がありましたのでDVD研修をしました。「ヘルスプロモーション」の考え方を平成18年6月に開催された“定期管理型歯科医院の将来展望”のテ-マで9人の先生方が講演された中のものです。その一人の九州の築山雄次先生の物の考え方は判り易く将来の見通しを考えるのに参考になると思って、若い歯科医師・中堅の先生、ベテラン歯科医にも見て頂きましたが、参考になったのではないかと思います。

「医療の最終目的は、健康で幸せな住民を増やすことが目的」だという理念の基に現在素晴らしい歯科医院をシステム化しスタッフ共々楽しく歯科診療に取り組んでいる様子が判り、そこに訪れる患者さんが幸せであると良く判りました。みんなが、“元気で幸せに生活を送る=Wellbeing”を目指し、その中で歯科医院は「社会の中で大きな役割を演ずることができるのだ」と述べています。

2人の先生から学ぶ点は多く、両先生から真摯に患者さんと共に健康と幸せを共有していくことが大切であることを教えて頂きました。

木曜会に参加すれば必ず得ることがあります。今回、諏訪市から笠原健一先生がオブザーバ-として出席して頂きました。何らかの刺激があり、参考になれば嬉しく思います。
今後も意欲ある学習好きな歯科医師の参加を求めていきたいと思っています。
いろいろ“気づき”を頂いた時間に感謝しています。

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