チョコレートとむし歯
みなさん、こんにちは!
長野県塩尻市の鴨居歯科医院・インプラントセンターの歯科医師、武 郁子です。
年末年始のお休みに、久しぶりに帰省しました。塩尻は自然豊かでとても良い所なんですが、私の大好きなデパートはありません。なので、実家に帰って早速デパートに行きました。
デパートの数ある売り場の中で、私が一番好きな場所はデパ地下です。おいしそうなお惣菜やケーキを見るとかなり浮き足立ちます。その中でも特に気になったのは、チョコレートです。普段はあまり好んで食べないのですが、デパ地下に並んでいるヨーロッパの有名なチョコレート職人?の高級チョコはとても魅力的でした。お正月ということで奮発して少しだけ買いましたが、結構いいお値段でした。味はもちろん美味しかったです。
チョコレートといえば、「むし歯の原因」の代表によく挙げられます。これはチョコレートに含まれている糖質をむし歯菌が酸に変え、その酸により歯が溶かされることによります。しかし、チョコレートやココアの原料であるカカオ豆には、むし歯菌の働きを抑える成分が含まれているという研究発表もあります。カカオ豆から作るカカオマスの注出成分(カカオポリフェノール)に、ムシ歯菌の働きを抑える作用があるといわれています。ただし、砂糖を使っていることには変わりないので、チョコレートを食べた後は歯磨きを忘れずに!!