口腔ガンのリスク
みなさん、こんにちは!
長野県塩尻市の鴨居歯科医院
鴨居インプラント審美サロン
デンタルマネージャーの菊池ひとみです。
朝晩が涼しくなり、秋らしくなってきましたね。
しかし、日中はまだ暑い日もあり寒暖差がありますので、体調崩さないようご自愛くださいね。
さて、少し前に芸能人の方の口腔がんが話題となり、国民の興味が集まった時期がありました。当院にも、口内炎か口腔がんか診てほしいという患者さんが多くなりました。
そこで、今回は口腔がんになるリスクをご紹介します。
口腔がんは、舌やお口の粘膜に慢性的な刺激が加わっているところに出来やすいと言われます。「刺激の原因」は放置せず、早めに治療しましょう。お口の粘膜を弱くする生活習慣にも注意が必要です。
刺激の原因
①むし歯:重度のむし歯が粘膜に絶えず当たり、床ずれのようになる。
②合わなくなった被せものや入れ歯:舌や粘膜、歯茎を傷めている。
③傾いた歯:内側や外側に傾いている歯が唇の裏側や舌にいつも当たっていると慢性的な刺激に。尖った歯、欠けた歯も粘膜に傷をつけやすいです。
④歯周病:歯茎の炎症は、お口の粘膜への慢性的な刺激になります。
⑤お口の癖:唇や舌を噛んでしまうなどのお口の癖も粘膜を繰り返し傷つける原因に。
⑥不潔なお口:歯みがき不足の不潔なお口は口腔がんのリスクを高めます。
お口の粘膜を弱くする生活習慣
①お酒とタバコ:アルコールと喫煙はお口の粘膜を弱くし、傷つきやすくします。
②ビタミン不足や栄養の偏り:偏った食生活もお口の粘膜を弱くし、傷つきやすくします。
ご自身のお口の状態と照らし合わせてみて、ご心配なことがあればご相談ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。