かもしか通信

院長日記

第36回木鶏会


長野県塩尻市の歯科医院、鴨居歯科医院 鴨居インプラント審美サロン 院長の鴨居弘樹です。

桜も満開がすぎて花びらが舞い地には一面に敷き詰められた風情のある朝のウォーキングをしてきました。

日の出も日に日に早く白く輝く光を浴び、深く新鮮な空気を吸いまだ完成されていない鶯(うぐいす)の声を聞くと心が癒されます。

世の中はコロナ感染の話題に満ちて春を迎え心明るくなる季節ですが先行き不安な思いで多くの人が過ごしています。

今日は満三周年になった第36回社内木鶏会が開催されました。

COVID-19の影響で三密を避けて、今迄とは違ったやり方を工夫して取り組みました。限られた60分の時間で全員が感想文を発表することにしました。

発表にはZoomを用いて、各職種別に分かれてスペースを取り、iPadに映し出された顔を見ながら聞くことにしました。

初めての試みでしたが、全スタッフの感想文を聞けて有意義な時間となり、内容も素晴らしく感激する内容が多くありました。

3年間の継続がそれぞれの力となっていることが判りました。

是認の感想文を鴨居歯科医院のホームページのスタッフ日記の一人づつ載せることにしました。是非読んでいただきたいと思います。

今日は私の感想文を載せます。ご笑読下さい。

【佐久間象山が目指した世界】

対談 田中佳史 青木擴憲

連日新型コロナウイルス感染症の報道がなされパンデミック(世界的な大流行)となっています。

世界中の人々がこの感染を防ぐ為に「緊急事態宣言」が成され、不要不急の外出を自粛するよう要請され、 生活、社会活動が困難に陥っています。こうした事態のとき「先達に学ぶ」特集にあり方、生き方のヒントがあました。

特に地元長野県出身の儒学者、兵学家の佐久間象山を尊敬し、手本としているAOKIホールディングス青木擴憲会長と田中佳史東洋思想研究家の対談を楽しく読ませて頂きました。

日本のあり方を変えた明治維新に関与し、日本の国家像を示した佐久間象山の伝記から現在の異常事態を乗り切る教えが沢山書かれてありました。

象山は日本国を一生心配した人物で、明治政府の屋台骨を作ったとも言われています。 ベースとなったのは東洋思想、朱子学から仁義礼智信の五常の精神に和の魂を身に付け、西洋欧米の技術をいち早く取り入れた先見性と実践力に感動します。

生まれながらの才能もあったのみならず、良き師に出会って狂がつくほどの破格の努力家であったとあります。 54歳で暗殺されるまで多くの国への貢献と象山塾で明治維新に活躍した人物を教育し続けたことも知りました。

この対談から改めて「和魂洋才」を学び、この直面したコロナ対策、世界不況に負けず新たな輝く時が来る迄みんなと共に精進していきます。

〒399-0736 長野県塩尻市大門一番町16-14

0263-52-0118 0263-54-2121

9:00〜17:30(最終17:00)休診:日・祝