最善を尽くす
みなさんこんにちは!
長野県塩尻市鴨居歯科医院、鴨居インプラント審美サロン
歯科衛生士の小出苑佳です。
今回は社内木鶏会で発表した致知の感想文を掲載します。
「特集 鞠躬尽力(きっきゅうじんりょく)」
「鞠躬尽力」とは、諸葛孔明が最後の出陣に臨む際の決意の書「後出師の表」の中で用いた言葉です。この言葉は、体を毬のようにちぢめて全力を尽くし、それを死ぬまで続けることを意味します。吉田松陰もこの言葉を気に入っていて、牢に入れられ、死を待つのみという状況下においても、自らの命が尽きるまで勉強をし続け、最善を尽くしたそうです。
この言葉を自らに結び付けて考えると、私は、家に帰ってからの時間や休日などの仕事以外の時間を、スマホをみたり、無意識にテレビをみていたりするといったように、ただいたずらに過ごしてしまっていることに気づきました。こうした時間を浪費することなく、本を読んで知識や語彙を豊かにしたり、テレビを観るにしても無意識ではなく、様々なことを考えるきっかけにすることで、自らが成長できるきっかけを得られるよう、今後意識していこうと思いました。それ以外に、家族や友人のような仕事以外の人たちとコミュニケーションをとる際にも、何か自分の仕事や成長につなげていけることはないかという意識を持って話を聞くように考えを改めました。こうした仕事以外の時間においても学び続けるという態度と、技術の向上を図り練習を続けていく姿勢を持ち続けることで、私は自らの理想とする、「患者さんからの信頼・安心」と「確かな技術」を併せ持った歯科衛生士へ近づけるのではないかと思います。
一日の内で活動できる時間が限られているのと同様に、私が生きていられる時間は限られています。この限られた時間を無駄にすることなく、全力を尽くして人間力や技術を高めていくことで、「患者さんを笑顔にする」きっかけをつくっていきたいと考えています。時間は限られているのだということ、最善を尽くすということを常に意識して、これからも努力を怠らずに成長し続けていきたいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。