長野県で唯一のトータルヘルスプログラム (THP)を導入しています
鴨居歯科では長野県で唯一、根本的歯周病治療であるトータルヘルスプログ ラム (THP) を導入しています。
そもそも歯周病とは、お口の中にいる歯周病菌が歯を支えている骨を溶かしてしまう病気です。
痛みなどなく、気づいたら歯を抜かなければならないほど歯がグラグラしてしまうこともあります。
また、歯周病菌はお口の中に悪さをするだけではなく、お口の中の血管を通して全身の血管に流れてしまいます。
それにより心筋梗塞、脳梗塞、認知症、誤嚥性肺炎、低体重児出産、アルツハイマー症など、様々な全身疾患に影響を及ぼすことが分かっています。
通常の歯科医院で行われている 保険での歯周病の治療は、歯石や細菌を除去するスケーリングと、歯周ポケット内部の汚染物質を除去するルートプレーニングが行われます。
歯周病の治療を行うことで一定の期間はお口の中の歯周病菌を減らすことができますが、お口の中は菌が繁殖しやすい環境なのでまた菌が繁殖してしまいます。
そのため保険の歯周病の治療では根本的に菌を減らし、歯周病を治すことは難しいです。
一方THPは自費の歯周病の治療になります。
訓練を積んだ歯科衛生士が、むし歯菌や歯周病菌などの悪玉菌を減らし歯周病の完治を目指す治療です。
今回は、この THPの特徴を簡単に説明させていただきます。
特徴① 歯周病菌を殺菌するTHPウォーターを使用
通常の保険での歯周病の治療では保険で決められた材料・道具しか使うことができません。
一方THPでは歯周病菌を殺菌することのできるTHPウォーターを使用します。
これにより根本的な歯周病の治療が可能になります。
特徴② 歯科衛生士の高度なスキル
THP では、一定の水準に達した技術を持つ THP 認定歯科衛生士が歯周病の再発を防ぐことに力を入れ、施術を行います。
他の歯科医院で行われている歯周病の治療では、痛みが伴うため麻酔が必要になります。
ですが、THP では経験を積んだスタッフが施術を行うため、麻酔が不要です。
実際に、別の病院の治療により痛い思いをした人がTHP を受けても痛みを感じず、驚かれる患者様も多いくらいです。
このように THP と 保険の歯周病の治療は施術内容が違うだけでなく、熟練した技術を持つスタッフによる施術も大きな違いの一つです。
特徴③ 短期集中
2つ目の違いは、施術を短期集中で行うことです。
通常の歯科医院で歯周病治療を行うと、お口の中の菌が血管を通じて全身の血管に回る(菌血症)を防ぐために1回に7本までの治療しか行なえないため、すべての歯を治療するのに4~5回の通院が必要になります。
ですが、 THPでは歯周病菌を殺菌しながら行うので、1度に全部の歯の治療が可能です。
それにより短期集中での治療が可能になります。
THPで短期的にお口の中の菌の数を減らすことで、より高い効果が得られるというメリットも有ります。
特徴④ すべての歯に対しての施術
3つ目の違いは、保険の歯周病の治療と違い、 THPではすべての歯に対し施術を行えることです。
保険の治療の場合、最初に歯周ポケットの深さを図り、 4~6mm あった歯周ポケット 回に対してのみアプローチしていきます。
このように炎症を起こしている歯周ポケットのみに施術を行い、 歯周ポケットの深さを治す、もしくは腫れていた歯肉の改善によって、治療の効果が得 られたと評価するわけです。
当然、歯周病菌は歯周ポケットが深くない部分にも存在していますが、歯周ポケットが深くない部分には治療が行われません。
そのため、せっかくいくつかの歯をきれいにしても、 約4週間後には細菌が増え、元の口の状態に戻ってしまいます。
歯周病が治りにくく通院を続けなければいけない理由には、こういった事情があるというわけです。
このように THPと保険の歯周病の治療は歯周病への治療方法にここまでの差があります。
特徴⑤ 腸内細菌にもアプローチ
バイオジェニクスという乳酸菌が作り出す栄養素を直接取り入れ、腸内環境を改善させていきます。
また、お口の中のむし歯菌や歯周病の増殖を抑えてくれる力があります。
健康な生活を送るには食事が重要ですが、その食事を支えるのは歯に他なりません。
一度、悪くなった歯は自然に治ることも再生することもないので、しっかりと治療する必要があります。
歯周病がある人は歯と健康を守るためにも、予防について考えていきましょう。
THP に関して何か気になることがあれば、 いつでも当院のスタッフまでお気軽にご質問下さい。
鴨居歯科医院
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