10月号致知感想文
皆さん、こんにちは!歯科衛生士の高木さなえてす。致知の感想文を投稿致します。
48頁 インタビュー/生き方の法則③みんな違ってみんないい
神奈川県川崎市に、四万坪という広大な地に、柿の実幼稚園があり、900名もの園児がのびのびと自然豊かな園内で過ごしているそうです。そのうちの約120名の園児は、重度の障がいや病気などのハンディがありますが、健常児と共に特別クラスなど設けず、全員一緒に過ごすのとを園のポリシーとしているとのこと。 障がいを抱える子や医療行為の必要な子は、家に閉じこもることも多くなりがちだが、同じ年頃の友達と接することは、社会性を身につける上で非常に重要で、健常児にとっても友達を助けてあげたり支えてあげることが習慣となり、優しく思いやりのある子に育つ。車椅子に乗った子とも自然に遊び、写真を撮る時などはイスなどに座れない子がいたら、「僕(私)たちも寝て撮ろう!」と、一緒に写れるよう自然に配慮ができる。学校や会社、社会に出て出会う人に、一人として同じ人はいないから、その中で生きていくには小さな時から様々な個性を持つ人の輪の中で自然に生きていくことが大切だと、園長の小島さんはおっしゃっています。全ての幼稚園、保育園が柿の実幼稚園のようならば、つまらないいじめなど無くなるんだろうなあと感じました。そして、障がいや病気を持つ親御さんにとっては、柿の実幼稚園のような園があることで、どれだけ救われるかと思うと胸が熱くなりました。 小島園長先生は、園長の仕事は突き詰めると3つあるとおっしゃっています。「毎朝、門で子どもたちを迎えること(2時間近くかけてあいさつと握手をする!)働く先生方の環境づくりと、子どもがのびのびと育つ環境づくり、この3つだけ。あとは先生たちを信用すればしっかりやってくれる。」世の中の保育園・幼稚園の園長が小島園長のような方ならば、先日発生した園児をバス内に置き去りにするような事件は起きることもないのに…と思いました。 小島園長のこれまでの経験から、子育てで一番大事なことは?の問いに、「とにかく子どもを信じる、親が信じてほしいということ。我が子を信じてあげられるのは親しかいません。いかに心を掛け、言葉を掛け、子どものために汗をかいたか。それは言葉にせずとも必ず子どもに伝わります。」私も本当にその通りだと思いました。今月のテーマ「生き方の法則」については、「曲げない信念を持つことが大事だとも言われるが、絶対に曲げないものよりも、違うと思えば変えていくという柔軟性のほうが大事だと思う。みんな違ってみんないい、そんな柔らかい考え方があったからたくさんの子どもたちを受け入れ続けることができた。柿の実幼稚園を選んでくれたすべての子どもを最高に愛し、子どものために誠心誠意を尽くす、それが私に与えられた使命です。」ステキなお言葉だなぁと感動しました。私も仕事において、鴨居歯科医院を選んでくださった全ての患者さんに誠心誠意を尽くす、それが私の使命だと心に刻み生きていきたいです!
最後までお読みいただきありがとうございました!