かもしか通信

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致知感想文


皆さまこんにちは!鴨居歯科医院 歯科衛生士の髙木さなえです。8月号致知の感想文を投稿致します。

100頁 人生を照らす言葉          詩人、高村高太郎の作品の中で最も短い詩「現實」。感激の枝葉を刈れ 感動の根をおさへろ   現実という言葉から受けるイメージとして、目の前に起こってくる出来事は、厳しいことが多いように思います。人は、周囲の人や環境が自分の意のままに動いて何もかも好ましい方向に進んでいく時、幸せを感じます。しかし、反対に「なぜこのようなことが起きてしまうのか」と落ち込んでしまうような壁にぶつかり、時に傷つきながら歩んでいくのも人生の中には必ずあります。私たち人間は、自分に都合のよいものは善、都合の悪いものは悪と、頭の中で二分して考えがちですが、生きていく中では、自分の都合のよいことと都合の悪いことは、バランスよく起きてくるものです。それは、この自然界が天と地、昼と夜、プラスとマイナス、男性と女性といった陰陽の調和から成り立っていることとよく似ていて、起きてくる出来事、それ自体はよいことでも悪いことでもなく、現実をありのままに受け入れることができずに、頭の中で善し悪しの二つに決めつけるところに人間の苦しみは生まれてくるのです。       私たちが生きているうちに果たすべきただ一つの使命は、一人ひとりに与えられた役割や力に気づき、それを存分に発揮して、自分らしく生きていくことだと言われています。その使命を果たし続けていくために必要となってくるのが、詩の中にもある「感激」と「感動」です。人間の悲しい心の習性は、恵まれた環境で生きていると、その恵みがいかにありがたいかが身に沁みないことです。それに気づくのは人生での挫折や苦しみを味わった時です。大きな病を得て健康であることの喜びを知ったり、足を骨折して歩けることの素晴らしさを感じたりと、当たり前のことが本当は奇跡の連続なのだと気づくこと。そして、挫折を通して分かることは、周囲の人(家族・仲間・友達)達の温かさや支えです。心も身体も元気な時には気づかなかった周りの人の優しさ・温かさにふれた時、心の底からじわーんと湧き上がる感激や感動、当たり前にある小さな出来事にも感激・感動する心を持つことは、苦しみやかなしみを乗り越える力に変わっていきます。          日本民族は幸いにして、大いなる力を感じとる力に優れています。その象徴が「おかげさま」という言葉です。たとえ自分が何かを成し遂げたとしても、それは独力ではなく、誰かが力を貸してくれたから、目に見えない力が働いたからこそ成就できたのだという深い感謝の気持ちが、この何気ないひと言には込められています。目の前の現実が楽しいもの、心地よいものだったら誰もが感謝できるのでしょうが、不幸と思える出来事があったとしてもなお感謝することはなかなかできることではありません。しかし、「この出来事には何か深い意味があるはずだ」「その考え、行動ではなく違う方向に目を向けてみよう」と無理矢理にでも感謝の気持ちに切り替えることを習慣化することで、物事を解決する早道となるのだと思います。直面する苦難の意味は、すぐには分からないこともありますが、年月が流れた後「あの経験があったから、いまがある」と思える日が必ずやってきて、そう気づいた時の感激・感動は言葉では言い表せないものがあります。         感激・感動の小さな破片を掴まえて全てのことを素直に「おかげさま」と思える人になれるよう、日々小さな出来事にも感謝できる心豊かな人生を歩んでいきたいです。         

最後までお読みいただきありがとうございました。

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