かもしか通信

スタッフ日記

致知感想文


みなさまこんにちは。鴨居歯科医院歯科衛生士の髙木さなえです。7月号の致知感想文を投稿致します。

58頁 紛れもない私を生き切れ

日本人にいま伝えたい魂のメッセージを、92才になられる行徳哲男先生はこの特集で熱く語られています。元プロテニスプレーヤーで現在は、スポーツキャスターなど様々な活躍をされている松岡修造さんは、行徳先生の伊豆の山で行うBE研修に、現役時代参加されます。当時テニスに対して悩み、引退を考えていた所、研修に参加し自分自分を見つめ、省みることができ、自分の弱さというものを気づくことができたとのこと。行徳先生の「弱さ以上の強さはない。人間が強くなるのは弱さを知った時だけ。強がっている人間、粋がってる人間は弱さの裏返し。現代人は気負いだらけ。字の如く、気に負けている状態だから弱さを知る事が大事。」「現代人は、真剣と深刻の混同がある。悲劇の主人公のように悲壮感が漂っているのが真剣だと錯覚している。真剣にはある種の軽さがなければいけない。軽さに”あ”をつけたら明るさになる。明るい人が一番真剣。眉間に縦じわを寄せて、悲壮感が漂って生きること自体が一番真剣ではない証拠。真剣でない人ほど深刻な顔をしている。」「本当の徳とは何か。人間の徳性の根本は清新溌剌、無類の明るさだ。」など、たくさんの素晴らしいメッセージに、私も本気や本音というものに対して妥協することなく、紛れもない私を生き切ろう!と、心が強くなった気がしています。「単なる知識、なまじ知識ばかり頭に入れると人間を滅ぼす。ただの物知り、知に偏るのではなく、学んだことを自

ら実行し、体験として感じ取ることで、知識は真智の光となる。自分で咀嚼して体得すると、知識は生きる力になる。」「一にも二にも行動あるのみ。論語にもある”行いて余力あれば即ち以って文を学べ”とあるように、まずはやってみて余った力があったら勉強する。現代人は文を学んで行動しない。学べば学ぶほど行動することが足枷になる。(いつも考えてばかりいるから)すべてを解決するのは行動。行動ありきだ。嫌なことも行動が吸収してくれる。」「迷いがあるというのは生きていることの証明。迷いだらけの身だと思うことが本当の悟りであって、悟ったと思った途端に迷いに落ちてしまう。」松岡氏が心の師と仰ぐ、行徳先生の特集での最後の魂のメッセージは、「感性といいうのは受容すること、感性の決定的な強みは変化への圧倒的な対応力。人間の喜怒哀楽の4つを持っていれぱ、どんな激動激変の中にもこれに応じて生き残れるし、気負わずひょうひょうとしていて、何があっても動じない胆力、囚われない心、こだわらない心。”人類は理性によって滅びる”とフランスの哲学者アンリ・ベルクソンが言ったように、このような時代だからこそ現代人は、感性の復権をすることで日本を再生させてほしい。」でした。行徳先生や松岡氏のようにどっしりと落ち着いて、深みがあり積極的で細事にこだわらない、厚みのある人間に私もなっていきたいと思いました。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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