致知感想文
みなさまこんにちは。 鴨居歯科医院 歯科衛生士の髙木さなえです。 9月号の感想文を投稿致します。
36頁 奇跡の人 ヘレン・ケラーの生涯が教えるもの
ヘレン・ケラーと同じく、3才で右目を失明し、その後左目、小学校に入った頃から耳も聞こえなくなってしまった福島智さん。盲ろう者となりますが、ヘレン・ケラーも福島さんも、生来の積極性と支えてくれる家族、他者からの支援で、点字や指文字、発語を習得し、この社会で生きていくために求められる「聞く」「話す」「読む」「書く」の四つの分野をひたすら訓練した結果、盲ろう者初の大学進学を果たします。福島さんは、日本人初の大学進学者であり、研究者、大学教授と活躍をされています。幼い頃に視力も聴力も失い、私達健常者には想像もつかない、ないない尽くしの過酷な条件の中、不屈の意志を持って努力され、ヘレン・ケラーと同様に多くの人に生きる勇気を与える存在となっています。へレン・ケラーと福島さんが学問を行うこと、特に文学や哲学の領域を学ぶことは、世界を知り、現在と過去の優れた他者の思考・感情・魂を感じ取ること。その意味で学問はお二人にとって、「生きる手段」だけでなく「生きる目的」でもありました。「悩み、かなしみをひとりで抱えこまないこと、共に悩み、共に考え、共に歩む…。お互いが共有し、わかちあう、おぎないあう社会にしていく。生きていることを互いに祝福てきること。人間も植物も動物も、他者から満たしてもらって生きている、これがいのちの定義だ。」と以前テレビの特集で仰っていました。 そして、今月のテーマ「人生は挑戦なり」について、「たとえ先のことが分からなくても思い切って挑戦するという気概と冒険心がなければ、よりよい人生を実現できないし、ワクワクする心がないと人生は面白くないと思う。しかし、人は一人では生きていくことも挑戦することもできない。人生・挑戦とは一人だけで頑張って成果を得ることではなく、常に有形、無形の他者の手助けと共にあるもの。そして他者の手助けを必要とする挑戦とは、他者の立場を想像する力と、他者と協力しながら新しいものを生み出していく営みに他ならない。人生の挑戦において最も大切なのは、周囲との心の繋がりであり、他者とのコミュニケーションだと思う。」 アメリカには、盲ろう者のリハビリ、職業訓練などを支援するヘレン・ケラーナショナルセンターがあります。福島さんの目標・挑戦のひとつに、日本版ヘレン・ケラーナショナルセンターを作ることだそうです。私も福島さんのように、人と人の繋がりを大切にし、健常者も障がいのある人も、希望を持って生きていける社会の実現に向け、いろいろな事に挑戦していきたいです。
最後までお読み頂きありがとうございました。
