かもしか通信

スタッフ日記

致知感想文


皆さまこんにちは。鴨居歯科医院 歯科衛生士の髙木さなえです。10月号の感想文を投稿致します。

44頁 病気や障がいの生きる子と親に”善き出逢い”を

奈良の東大寺境内に、東大寺福祉療育病院があります。難病や重い障がいを持った子どもを診療している小児科医の富和清隆先生は、東大寺内にある職員宿舎を改築し、「奈良親子レスパイトハウス」を設立しました。常時ケアが必須の子どもの家族ごと招き入れ、日常の「介護される者」「介護する者」という関係から解放し、一日、一泊憩いの時間を楽しみ、共に生きる喜びを再発見し、命の交流をつくる活動ができる レスパイトハウスは、設立から15年が経ち今もなお、たくさんの御家族が利用されているそうです。     以前、迎えたある家族から「人生で初めて、畳の部屋で親子三人、川の字で寝られて本当に嬉しかった!」とお礼を言われたそうです。生まれてからベッドを離れて寝たことがない子、親が子どもと寝そべることができない家庭がある現実…。利用する家族の一瞬一瞬が輝き、豊かで深い時間を共有できるレスパイトハウスが、一つ二つと増えていくといいなと思います。   富和先生がレスパイトハウスを設立したきっかけは、イギリスで世界初のこどもホスピス「ヘレンハウス」を創設された、シスター・フランシス・ドミニクさんが来日し、彼女の活動が先生の目指しているものと同じだと感じ、またシスターの講演での言葉に衝撃を受けたからだそうです。                「Live deep-限られた時間しか生きられない子どもであっても、それぞれ限られたことしかできなくても、深く充実した人生を送ることはできる。人はどれだけ長く生きたかではなく、どれだけ深く生きたか、が大事なのです。」                    シスターとの出逢いによって、レスパイトハウスは誕生しました。                    レスパイトハウスの活動は、奈良の東大寺境内の豊かな歴史と自然に触れ、奈良ゆかりの料理や食材を味わってもらい、善き友と出逢うという三つの柱があります。三つ目の善き友とは、介護される人、介護する人の関係を離れ、その日で出逢えたことに感謝し、人生で大切なことに気づかせてくれる存在が善き友で、介護を提供する側とされる側ではなく、家族同士も善き友になり得るし、先生方スタッフの方たちも、ご家族の方と善き友でありたいと願っているそうです。    

富和先生はこの活動をささやかな試みだとおっしゃいます。しかし、病気や障がいと生きる子と親に善き出逢いと「この家の子でよかった」「この子の親でよかった」と喜べる、人生を輝かせる場と時間を提供している先生方の活動がもっと認知され、広まっていくといいなと思いました。

今年も一年、鴨居歯科医院の致知=父=大先生に致知をいただき、人間学の勉強をすることができました。ありがとう御座いました。

最後までお読み頂きありがとうございました。     皆さまよいお年をお迎えください。

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