食べること・噛むことの大切さ
みなさん、こんにちは!
長野県塩尻市の鴨居歯科医院
鴨居インプラント審美サロン
デンタルマネージャー
塩原由理です。
食事ができることはありがたいことです。
食べる動作について考えてみました。まず食べ物を見て(視覚)においをかぎます(臭覚)。鉄板の焼ける音など(聴覚)も聞きます。この時に『美味しそう。食べたい。』という食欲を感じます。それから実際に箸でつまみ、口の中に入れ、その歯ざわりや硬さを確認し(触覚)、舌で味わいます(味覚)。食べる動作は、ただ手を使って口に入れるという単純作業ではないのですね。
美味しそうなものを見て『食べたい』と思い、『美味しい』と感じることは人間の持つすべての能力を使う作業なのです。五感を使って食べることというのは生きることに等しいのではないでしょうか。楽しい食事が人生の目標であってもいいのではないかと思います。
そして、食べる=噛むことが大切です。
最近はテレビでも噛むことの重要性について語られるようになりました。
では噛むことによってどのような効果があるのでしょうか。
肥満防止、味覚の発達、言葉がはっきりする、脳の発達、歯周病やむし歯の予防、ガンの予防、胃腸がスッキリする、ボケの予防、頭が良くなる、糖尿病の予防、口臭を予防、骨粗鬆症の予防、姿勢がよくなる、アトピーを予防、視力が良くなる、積極的な性格になる、ストレス解消等々。程度はともかく、これだけたくさんの効能があります。
噛むことで、唾液が出る、脳の中での血液の流れが良くなる、そして噛む動きによって顎の筋肉や骨が刺激されます。これらが前記のような多くの効果を生み出すのです。
何気なく食事をしていましたが、会話を楽しみながら五感を使って、よく噛むことを実践してみたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。