かもしか通信

スタッフ日記

雪の保温力


みなさん、こんにちは!
長野県塩尻市の鴨居歯科医院
鴨居インプラント審美サロン
デンタルマネージャーの山口葵です。

寒い日が続いています。道路に積もった雪はだいぶ溶けてきましたが、まだ日の当たらないところには多く残っていますね。今日は雪の保温力について書きたいと思います。
ふだん雪のない地方の方が雪国に出かけると、思ったほどは寒く感じないと言う話を聞きます。
実は雪には冷たいという反面、意外とも思える保温力があるんです。
例えば気温が-20℃まで下がったような時でも、厚く積もった雪の下では、0℃前後からは下がりません。
このような雪の保温作用を、雪国では野菜の保存に利用しているんですね。
冬の漬物や鍋物に欠かせない白菜をはじめとして、こぼう、大根、人参などを地面にならべて、ゴザやムシロなどを被せておきます。
この上に雪が厚く降り積もれば、厳しい寒気にさらされる事も無く内部は0℃くらいに保たれます。
また、湿度も一定に保たれますから、野菜が腐敗したり乾燥したりすることなく新鮮なままで春まで保存できるようです。
雪の下は天然のチルドルームといったところでしょう。
雪はどうしても冷たいイメージが先行してしまいますが、雪国の人達は、このような雪の保温作用を暮らしの中でうまく利用しているんですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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