大人の虫歯は気づきにくい
みなさん、こんにちは!
長野県塩尻市の鴨居歯科医院
鴨居インプラント審美サロン
歯科医師の岡本 文です。
梅雨が明けて、暑い日が続きますね。
熱中症にはお気を付け下さい。
さて、今日は大人のむし歯についてお話です。
「大人になってむし歯にならなくなった。」「子供の頃ほどむし歯で痛くて困ることもなくなった。」そんな油断から、大切な歯を次々と失う人が少なくありません。
大人の歯は、子供の歯とは違った3つの弱点があるので、ご紹介しますね。
弱点1、歯ぐきが下がり、根元がむし歯に
大人になると歯ぐきが下がり、エナメル質で保護されていない歯の根っこがむき出しになります。また、エナメル質との境目はデコボコしていてむし歯になりやすいです。
弱点2、象牙質が厚くなり、神経をかばう
大人になると、歯の内部にある神経を守ろうと新たな象牙質をつくるため、痛みを感じづらくなります。痛みが出る頃には、かなり悪化していることに!
弱点3、治療痕も危ない!
治療をすると、歯と詰めものとの間にデコボコができ、むし歯になりやすいです。また、ブリッジとの間はむし歯になってもわかりにくく、悪化しがちです。
痛みがないからむし歯はないと決めつけず、定期的に健診を受けて、むし歯の小さいうちに見つけ、痛くなる前に治療しましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。