歯の先端のギザギザ
みなさん、こんにちは!
長野県塩尻市の鴨居歯科医院
鴨居インプラント審美サロン
デンタルマネージャー
塩原由理です。
最近子供の乳歯が抜け、永久歯が生えてきました。
今まは意識したことがなかったのですが、子供の歯の先端がギザギザしています。
でも、大人になるとギザギザはなくなりますよね。そこで調べてみました。
歯の先端がギザギザになっているのには、れっきとした理由があります。
まず、歯は骨のなかでつくられますが、そのときに3つの「歯のもと」が合わさって1つの歯に形成されるのだそうです。
ギザギザしているのは、歯が最初はバラバラのパーツだった名残りなのです。
もし、身近に永久歯が生えたばかりの年齢の子どもさんがいたら、ちょっと歯を見せてもらってください。
とってもきれいな3つの山があることに気づくでしょう。
これは、専門用語では「切縁結節(せつえんけっせつ)」と呼ばれているのだそうです。
それにしても、生まれる前の歯がそんな形をしていたとは、ちょっと驚きです。
このギザギザは、日々の咀嚼(そしゃく)で少しずつすり減っていって、やがて他の人たちと同じように平らになります。
むしろ、ギザギザがあるのは若さの証しです!
成人なさっている方で、相変わらずしっかりギザギザが残っているのであれば、少し注意が必要かもしれません。
①食事のときに前歯できちんと噛むことができていない。
②上下の歯の噛み合わせがよくない。
以上のような原因が考えられます。
現代人の食生活では、硬いものや弾力のあるものを食べる機会が減っているといいます。
柔らかいものをいきなり奥歯でちょっとだけ噛んで飲みこむ…という人が増えているのだとか。
もし心当たりがあれば、意識的に硬いものや弾力のあるものを選んで、前歯で「噛み砕く」「食いちぎる」ようにしてみましょう。
また、噛み合わせに不安のある方は、鴨居歯科医院にご相談くださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。