かもしか通信

スタッフ日記

フッ化物配合製品


みなさん、こんにちは!
長野県塩尻市の歯科医院、鴨居歯科医院
鴨居インプラント審美サロン
歯科医師の大瀧真太郎です。

『フッ素はむし歯予防にいい』というのは聞いた事がある方も多いかと思います。
ですが数あるフッ化物をどう応用したらいいかまではなかなか聞く機会はないのでしょうか?

身近なものの紹介を少し書きたいと思います。

①フッ化物配合歯磨剤
フッ化物の中でもっとも普及しているのがこの歯磨き粉です。今ではほとんどの製品に配合されています。
日本では配合できるフッ化物濃度が1000ppmまでに規制されているため、これを利用しているだけでは完璧ではありません
②フッ化物歯面塗布
こちらは市町村での乳幼児健診で無料で行われていたり、小児が歯科医院で行ったりする場合が多いですが、成人の方は応用する場面は少ないかもしれません。こちらは専門家が応用することが義務付けられているため、家庭での応用はできませんが、9000ppmほどの高い濃度のフッ化物を応用できるため、数ヶ月に1回の塗布で高いむし歯予防効果を得ることができます。歯磨き粉と併用することでより効果を得ることができます。
③フッ化物洗口
フッ化物洗口剤は医療用の医薬品であり、一般の方では入手しにくい状態です。本来はこれも家庭で応用できるとさらにむし歯予防効果は高まるのですが、今後の普及が課題です。

現在ではこの歯磨き粉を使った毎日の低濃度フッ化物応用と、フッ化物歯面塗布(2~3ヶ月に1度、または6ヶ月に1度など)を応用した高濃度フッ化物応用を用いた予防法が推奨されます。
自分はどのような予防プログラムが合っているのか知りたい方は、ぜひ歯科医院で相談してみてくださいね。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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