かもしか通信

院長日記

S-UP 3月4日


みなさん、こんにちは!
長野県塩尻市の歯科医院、鴨居歯科医院
鴨居インプラント審美サロン
院長の鴨居弘樹です。

ひな祭りの花に飾られた華やかなお人形さんを見て。明日は“啓蟄”を迎えるという日に日に春の兆しが感じられています。
冬の長い信州も春の香り思われる風が吹き、少しずつ青い草が目について来ました。

さて今日のS-UPは「ショコラ班」が担当で行われました。
まず野口衛生士さんより「スーパーTC育成塾に参加して」とのテーマで話が始まりました。
先週の木曜日に久保田マネージャーと共に東京で開催された「歯科医院地域一番実践会」が主催されたセミナーの発表でした。
1.スーパーTCになる為の考え方。
2.初診カウンセリング実践のポイント
3.信頼関係が深まるコミュニケーション術
が講義内容でした。
知っていると出来るとは違う。笑顔、言葉使い、身だしなみ、心の態度、長期的な視野を持つ、緊急でないけど重要な事に目を向ける。
患者さんの願い望みを把握する。口腔内の事を少しでも考えてもらう機会にする、聞き方ひとつで信頼関係構築のスピードと深さが変わる。ほめ力を磨く!
等々実践的な事を学び、参加者と共にロールプレイを行って多くの気づきが得られたと喜んで報告しました。残り2回によって更に磨きがかかり素晴らしいTCになって患者さんの為にコミュニケーションが取れる人材となっていくと確信しました。
素晴らしい発表をありがとう。

次いで宮嶋技工士から「石膏について」の発表がありました。
石膏の成分、求められている性質について細かな解説があり、鴨居歯科医院で用いている“普通石膏”の紹介から始まり“ニューサンストーン”“松風モデロックⅡ”“超硬石膏”の混水比・膨張率・圧縮強さ・凝固時間・印象材との合成など判りやすく説明されました。
石膏もその場に応じて使い分けてより上質な技工物制作に貢献してください。
素晴らしい技工士さんたちのスキルはこうした細やかな配慮によって向上しているのです。今後も更に上質な技工物を提供してください。期待しています。

3番目に宮腰先生から「顎関節症」について判りやすく話されました。
顎関節症の患者さんは「口が開かない・開けにくい」「がくがく音がする。」「口をあけたり閉めたりすると顎のあたりが痛む」等々の主訴で来院されます。
“それと診断するには、まず顎関節の解剖が分かってないと理解できません”
という事で顎関節の周りの噛むための筋肉を示し、科学の関節頭と関節円板との関係を解りやすく説明してくださいました。
顎関節症には5タイプがあり、その鑑別方法と治療についてもしっかり教えてくださいました。

今日も多くの知識が得られ「すべては患者さんの為に」知識を行動に変えて行きます。各職種別に分かれて話し合いも行われそれぞれの立場でカイゼン、実践方法などがまとめられていました。
素晴らしいスタッフの皆さんに感謝します。ありがとう。

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