お口の記録
みなさん、こんにちは!
長野県塩尻市の鴨居歯科医院
鴨居インプラント審美サロン
歯科医師の大瀧真太郎です
今年度も残りわずかとなりましたね。東京では桜が満開となるなど、春本番といったところでしょうか。
先日長野市での勉強会に衛生士と参加させていただきました。歯科の勉強会では患者さんの口腔内写真やレントゲン写真を見ながら議論を行います。
そこでとても大切になってくるのがドキュメントの質、タイミングです。
当院でも初診時には口腔内写真やレントゲン撮影のお願いをしています。これらは最初の状態を記録して現状の診断をするためではありますが、これを定期的に何年も続けることによって、患者さんのお口の中で何がどう変化してきているかといった経年的な変化を知ることができます。それがわかれば、適切なタイミングで新たな指導であったり治療介入が行え、結果的に患者さんの健康に寄与することができるのです。
当院でも長く通っていただいている患者さんに対しては「10年前から変わってないので、ここはまだ大丈夫ですよ」とか、「5年前のこの写真の状態よりよくなっていますね!」といった長い経過を追った上での判断をさせていただいております。
なんで写真を撮るの?痛いところだけ見てくれたらいいのに・・・と考えず、ぜひ将来の自分の健康を守るためにも、記録をとることにご協力ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。