顎関節症
みんさん、こんにちは。
長野県塩尻市鴨居歯科医院
鴨居インプラント審美サロン
デンタルマネージャー塩原由理です。
春の陽気でポカポカ暖かいですね。
皆さんどうお過ごしですか?
口を開けるとあごが痛い、音がする、口が開けにくい、などは顎関節症の三大兆候です。
しかし、この病気の怖いところは、あごとは無縁と思われる『肩こり・腰痛・頭痛などとなって症状が出る場合がある』ということです。
あごの関節に耐えうる以上の負担がかかることによって発病します。その痛みを無意識にかばった結果、全身的な症状となって現れるのです。噛むときは左右同じような力で噛まなければなりませんが、噛み合わせが悪いとバランスがくずれて片方ばかりに負担がかかってしまいます。
悪い噛み合わせの原因は、歯並びが悪い・入れ歯が合わない・歯が抜けたままになっている、などが考えられます。また、姿勢が悪くいつも左右どちらかに傾けていたりすると、食事の際も傾いた方でばかり噛むクセがついてしまいます。そうした毎日の習慣がアンバランスのもとをつくりだしているのです。
歯の治療や、噛み合わせに問題がある場合は口腔内の治療が必要となりますが、悪い姿勢やクセをやめることも治療の一つとなっています。特に子供の場合、口のゆがみを体が合わせようとしてしまうため、症状が出にくいといわれています。大人が姿勢の悪さに気づいて、注意しなければなりません。放っておくと噛み合わせやあごの動きに悪影響が出ることもあります。
噛み合わせを悪くしてしまう習慣として・・・
① 姿勢が猫背ぎみである
② いつも首を左右どちらかに傾けている
③ 片側で噛むクセがある
④ 食事中に足を組んでいる
⑤ いつも左右どちらかを向いて寝る
⑥ 歯ぎしりや歯をくいしばるクセがある
⑦ テレビの方を向いて食事をする
姿勢や食事中、寝るときなど、何気ない習慣が顎関節症の原因になり得ますので、このようなクセがある方は意識してやめることが、予防につながります。
最後までお読みいただきありがとうございました。