体内時計
みなさん、こんにちは!
長野県塩尻市の鴨居歯科医院
鴨居インプラント審美サロン
デンタルマネージャーの北澤美穂です。
日中の暖かさから雪が解け始めてきました。しかし、日中は暖かくても、朝晩はまだまだ寒いですね。
みなさんは日ごろ「熟睡」できていますか?
睡眠とは、一日の疲れを癒す大切な時間です。私たちの体は睡眠中に細胞の修復や再生をしたり、免疫細胞を活発に働かせたりして、体のメンテナンスを行い、明日への活力を養います。しかし、厚生労働省の調査によると、日本人の半分以上が睡眠の質に問題を抱えていることが明らかになっています。
ではどうすれば「快適な睡眠」ができるのでしょうか。
人の体には本来、夜休息をとり、昼は活動する生体リズムが組み込まれています。このリズムを司るのが体内時計です。体内時計は夜暗くなると「睡眠ホルモン」とよばれるメラトニンを分泌し、自律神経に働きかけて眠りへと誘います。しかし、深夜でも電気のついた明るい場所で過ごしたり、夜遅くまで働いたりすると、昼夜のメリハリがつかずに体内時計が乱れて、寝付けない、熟睡できないなどの睡眠トラブルが起こります。体内時計を整えるには、起床や就寝の時間を一定にするなどして、生活のリズムを作ることが大切です。
【朝】朝日や朝食で、体を活動モードに切り替えよう
1日が24時間なのに対して、体内時計の周期は25時間。この1時間のずれを調整するのが朝の光。朝起きたら、カーテンやブラインドを明けて朝日を浴び、曇りや雨の日も空を見れば体内時計はリセットされます。
朝食をとると、腸が働き、脳にも刺激が伝わって体がすっきりします。
もちろん、休みの日も普段と同じ時間に起床することが大切です。休みだからといって時間をずらすと生活リズムが一気に崩れてしまいます。
【昼】太陽の下で積極的に動こう
昼夜のメリハリを付けるため、日中はしっかりと体を動かしましょう。
昼間に太陽の光を浴びると、夜に「睡眠ホルモン」であるメラトニンが分泌しやすくなります。
【夜】心と体を落ち着かせて静かに過ごしましょう
寝る前に、ゲームやパソコンの光を浴びたり、カフェインの入った飲み物を飲むなどして、脳や身体に刺激を与えると、寝付けなくなることがあります。
また、ぬるめのお風呂にゆったり入るなどして、リラックスできる時間を作りましょう。
室内を眠りやすい環境に整えておくことも大切です。間接照明などを利用して、いつもより少し暗めの部屋にしておくことで、メラトニンの分泌が促進されます。
これらを参考にし、イキイキと健康的な毎日を送るために、よい睡眠を導く生活習慣を身に付けましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。