おせち料理の意味
みなさん 新年明けましておめでとうございます。
長野県塩尻市の鴨居歯科医院
鴨居インプラント審美サロン
歯科衛生士の中野千穂です。
2014年が始まりましたね!
本年もよろしくお願いいたします。
お正月といえば「おせち料理」を皆さん食べると思います。
おせち料理に入っている個々の料理の意味や由来をご存じでしょうか?
それぞれの意味を調べてみました。
海老:海老は腰が曲がるまで丈夫という長寿の願いが込められ、赤色は魔よけの色とも言われているから。魔よけとは別に朱色の晴れやかさから祝肴に使われるという説もあり。
昆布(昆布巻き):「よろこぶ」という言葉にかけています。
紅白かまぼこ:半円形は日の出に似ていることから新たらしい門出にふさわしいから。紅は魔よけ、白は清浄を表す。
伊達巻き:「伊達」の由来は華やかさ派手さを表す言葉で伊達政宗の派手好きに由来することの他、諸説ある。見た目の豪華さで定番となる。巻物の形は書物に似た形から学問や文化を意味する。学問や習い事の成就を願って。
栗きんとん(栗金団):きんとんは「金団」と書き、その色から黄金にみたてて財産を現し、富を得る縁起物とされている。今年も豊かでありますようにという願いをこめて。
里芋:里芋は子芋がたくさん付くことから、子宝に恵まれますようにと願って。
干し柿:干し柿の皺を老人の肌に見立てて、長寿への願い。また、柿の木は長寿であることも理由の1つ。
数の子:数の子は鰊(にしん)の卵で、卵の数が多いことから子孫繁栄を願って縁起物として食べられた。
黒豆:黒には魔よけの力が有るとされていたので、まめ(勤勉)に働き、まめ(健康)に暮らせることを願って食べられた。
元旦に祝うおせち料理には、それぞれの料理に理由があり、子孫繁栄や豊作、長寿など、様々な願いを祈ったものが多いようです。1つ1つの料理に意味があったことを知り、また一つ知識が増えました。こめられた願いをかみしめながらおせち料理を楽しんでみるのも良いですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。