かもしか通信

院長日記

ありがとう人生


みなさん、こんにちは!
長野県塩尻市の歯科医、鴨居歯科医院
鴨居インプラント審美サロン
院長の鴨居弘樹です。

11月が始まり穏やかな日々が続き、実り多くゆったりとした気持ちで時を過ごしています。
これから訪れる寒さを朝晩感じるようになり、今から準備をしなくてはなりません。
自然の四季は年々同じ様相を示していますが、世の中の変化は年毎、日々に激しく動いています。置かれた環境の中でいかに生きるかじっくりと考えることも必要です。しかし、なかなかそうした時間を捜し創り出すのは難しいのです。

論語の有名一説に孔子は自分の人生について語っています。

私は十五歳で学問を志した (志学)
三十歳になると独立した (而立)
四十歳になると迷うことがなくなった (不感)
五十歳になって天命であると知った (知命)
六十歳になって人の言う事が良く判るようになった  (耳順)
七十歳で自分のしたい事をして道を外れることはなくなった (従心)

と人生を振り返っています。
この教えに従って私も人生を振り返ったり目標を立てたりして来ましたが、確かに一つの指針となりました。

最近、齊藤 孝明治大学文学部教授は人生の「新・四住期」として次のように示しています。

第1期:狩猟期(30~45歳)
 社会人として一人前になる時期
第2期:ダブルスタンダード期(45~60歳)
 現役でありながら、定年後の人生の準備も始める時期
第3期:円熟期(60~75歳)
 第2の人生スタートであり、そのデザインを考える時期
第4期:ゼロ出力期(75歳~)
 時間をどう過ごすか、という時間術が必要となる時期

面白いまとめ方だと感じました。
齊藤先生は、現在51歳なのでまだまだ第2期であり、第3期7、第4期は未体験なのですが、今から準備をし目標をそのようにしているのだと推測できます。

百歳で現役医師として活躍しておられる日野原重明先生の生き方はすごく参考になります。

百一歳まで活躍した松原泰道臨済宗の僧侶の残した言葉の数々にも学ぶことが沢山あります。

「すべては移り変わっていくというのが無常観であり、それをマイナス面だけで捕えてはいけない。プラスの面を見ることが大切である。
つまり刻々として変わっていくものが、今もここにあるということ、これは滅多にないので「稀有(けう)」なので稀(まれ)に有る。そういう稀なことだから『有り難し』ということになります。
『有り難し』とは滅多にない、有る事がむしろ奇跡であるということ、そこから感謝の気持ちを意味するようになりました。
『有り難う』という言葉の意味を本当に判ることは、無常が分かるということです。」
と述べています。

「ありがとう運動」をしている鴨居歯科医院はもう一度言葉の意味を再考し、常に「ありがとう」を言い続けていきます。
秋の夜長にいろんな人生訓を知り、自己の見直しをしています。

今月から始まるD-1グランプリで鴨居歯科医院の全ての見直しが行われます。実行委員長の千葉順子先生のリーダーシップのもとで、チームワーク力をつけて歯科甲子園での優勝を目指します。

訪れる冬に向かって熱く熱く行動してく決意をしています。
すばらしいスタッフメンバーと共に頑張り、協力して下さる皆さんに深く関感謝します。ありがとう。
 

〒399-0736 長野県塩尻市大門一番町16-14

0263-52-0118 0263-54-2121

9:00〜17:30(最終17:00)休診:日・祝