かもしか通信

スタッフ日記

接遇


みなさん、こんにちは!
長野県塩尻市
鴨居歯科医院・鴨居インプラント審美サロン
歯科技工士の片原 治です。

いつもスタッフ日記をご覧頂き、ありがとうございます。

シルバーウィークいかがお過ごしでしょうか。日に日に秋を感じる気候となり、朝晩は寒く気温の変動が激しいので、体調管理には気を付けましょう。

さて、毎週日曜日夜9時フジテレビのバラエティ番組「エチカの鏡」と言う番組をご存知でしょうか。「生きていくヒントの詰まった自分を見つめ直せるお話」と位置づけられ、「明日は月曜日、心をリセットして、また一週間がんばろう!」という気にさせてくれる番組のようです。内容によって観たり観なかったりです。

“伝説のマナー講師”と言われている平林都さんの接遇術が6月に番組内で紹介され、130~140社の企業から研修依頼が殺到しているようです。なんとスケジュールは一年以上先まで予約がいっぱいで、年間約300件程開催されるという研修の数も凄いが、研修を受けた営業マンや営業所の殆どすべてが業績を100%の確率で上げているというのも凄いです。9月6、13日の番組では、新たな研修先に出向き幹部を始め、若手スタッフを指導している様子が放送されました。

「接遇」とは耳慣れない言葉ですが接客のスキルで、形式的なマナーではなく「相手に気持ちよくなって頂くこと」、「楽しくなって頂くこと」を指します。「もてなすこと」と、辞書にも書いてあります。平林都さんは接遇を身につけることにより、仕事にやりがいを感じるようになると語っています。人間関係が上手くいき、人生を素晴らしいものにするために必要だと考えているそうです。番組では、人間関係を円滑にするための接遇術で、5つのポイントを紹介していました。

1つ目は「人とは違う挨拶をすること」
接客をする際に「いらっしゃいませ」は当たり前の挨拶です。それではトキメキは感じてもらえません。

2つ目は「歯を出して笑顔を作ること」
口元だけで笑っても、目は笑いません。白い歯を見せて笑うことで、相手の気持ちをよくすることが出来ます。

3つ目は「相槌は『、』ではなく『。』でうつこと」。
はっきりと話を聞いていることを伝えるためには、相槌が必要です。「~さんは、、、」で相槌をうつよりも、「~です。」で相槌をうつ方が、きちんと話を聞いていることを理解してくれます。

4つ目は「お願いする時は疑問形で言うこと」
「~してくれる?」、「~やってくれる?」というように疑問形でお願いされると、言葉尻が柔らかくなります。

5つ目は「Oラインからはみ出ないこと」
これは女性限定です。直立に立った時の自分の輪郭をアルファベットのOで囲んだイメージを持ちましょう。例えば左を指差す時は右手を使うなど、そこからはみ出ないようにする仕草を心掛けると、美しい立ち振る舞いになります。

接客に関しては、学生の頃アルバイトで赤坂プリンスホテルや帝国ホテルのウェイターをしていたので、身だしなみから始まり言葉遣いなど厳しい指導を受けました。接遇は一見、難しく思えるかもしれませんが、誰でも学び実践できる方法です。見ていて気持ちのいい対応は、どんな時でも人を和やかな気分にさせてくれます。人間関係がギスギスしている現代だからこそ、業界や職種問わず必要な技術なのかもしれません。当たり前と思われがちなマナーを見直すことの大切さを知りました。

〒399-0736 長野県塩尻市大門一番町16-14

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