医療用かつら
みなさん、こんにちは!
長野県塩尻市 鴨居歯科医院・鴨居インプラント審美サロンの歯科医師、有賀小夜です。
先日ある番組で、「医療用かつら」に関するニュースが報道されました。看護師を目指す学生が自らの毛髪を寄付し、がん患者のためのかつらを作るというものでした。東京都のNPO法人が呼びかけ、参加した看護学生が髪を切り、寄付したそうです。
抗がん剤の副作用とはいえ、特に女性にとっては自分に髪の毛を失うことは大変つらいことだと思います。
抗がん剤の使用を中止したとしても、髪の毛が生えてくるまで1年以上かかるそうです。
市販のかつらを購入しようとしても価格が高いのが難点で、10万~数十万円もし、がんの治療を続けながらかつらを購入することは、患者さんにかなり経済的な負担をかけるようです。
医療用かつらの材料となる毛髪は染めたり、パーマをかけたりしていないことが条件で、7~8人分のも毛髪でようやく1つのかつらが出来るそうです。
そして、その医療用かつらを贈られた方の喜ぶ姿もとても印象的でした。
私も人のために何が出来るか考え、人に喜んでもらえるよう行動していきたいと思いました。