おもてなし
みなさん こんにちは!
長野県塩尻市の歯科医 鴨居歯科医院・インプラントセンタ-
院長の鴨居弘樹です。
人と人との関係ができてくると「持て成す」ことが多くなります。
特に人と接する仕事に携わると、どのように“おもてなし”をするかが、お互いの理解を深め、信頼関係を築く大切な要素となりますね。
日本のホテルの中で、最高のおもてなしをするのは、リッツカ-ルトンホテルだと言われています。そのホテルの日本支社長の高野 登さんが、3月21日(金)に松本大学で講演しました。演題は「サービスを超える瞬間<実例・実践>から学ぶ」で、県下各地から340名を超える人が集まり、約2時間のお話に参加者一同、感動と目から鱗が落ちるような内容でした。
鴨居歯科医院からスタッフ20名が参加し、改めて患者さんに接する心構えを学び、再認識しました。
『「お客様に心から喜んでいただけることが、自分の喜びである。」といった感性をもち、「あなたに出会って良かった」と言われるような言動をすることが、自分を成長させるのである。』という言葉にすごい気付を与えられました。
一番大切にすることは、常に相手の気持ちになって相手のニ-ズ・ウォンツを満たし、予想していた以上の感動を与えることを常に考え実践しているリッツカールトンホテルのスタッフの様子を、実例を挙げてお話してくださり、そうなる過程も示して下さいました。
参加者全員に高野氏の演題と同名の著書がプレゼントされましたので、鴨居歯科医院ではこれを教科書として使いたいと思っています。
「目から鱗が落ちても2日経てばその鱗は元に戻る」と言われましたが、この感動を常に保ち、スタッフ全員で共通の考え方で同じ方向を目指すには、最適な本だと感じています。
常に笑顔を忘れず、一日5回は同じ人に笑顔で接するように言われました。これは実践したいと決意し、スタッフの皆さんに、お互いに笑顔を忘れたらすぐ注意をして下さいとお願いをしました。
3月23日(日)は、無量寺で“利休忌”の茶会が催され参加しました。
1年に一度の大事な茶会に青山俊董先生は必ず出席し、唐物以上のお許しを得たお弟子さんたちが一日日頃の稽古復習しながら楽しむのです。
“茶カブキ”というお茶銘を当てる茶道の七事式の一つをメインに“回り炭”“回り花”“花月”“数茶”といった習い事をします。
「茶道」というと形式ばった花嫁修業の一つだと思われがちですが、「茶会」は日本文化の中で、最高の「おもてなし」をする要素がふんだんに有り、学ぶことが沢山あります。
常に相手のことをおもいやり「一期一会」の精神で、この時この瞬間を大切にする心配りは、リッツカ-ルトンに勝るとも劣らないものです。
鴨居歯科医院の「インプラント審美サロン」でのコンセプトとして、茶の湯から学んだ「おもてなし」を取り入れて、患者さんに接します。
現代風にアレンジしますが、どこまでできるか楽しみながら、リッツカールトンから学んだ良いところと、日本文化のもてなしの心を取り入れてシステム化して実践していくつもりです。
優秀なスタッフの皆さんが、最近富にやる気を示しています。毎日をワクワクしながら働いています。
更なる人格向上をめざし、職場環境をお互い刺激し合いながら整えていきましょう。
いろいろな気づきを頂いた 高野 登さん、青山俊董先生、スタッフの皆さんに感謝しています。ありがとうございます。