伝えること
みなさん こんにちは!
長野県塩尻市の歯科医 鴨居歯科医院・インプラントセンタ-院長の鴨居弘樹です。
9月17日は敬老の日で、各地でお祝い行事が催され、年配者に敬意を表わしていました。65歳以上の高齢者は、2744万人となり総人口の21.5%を占め、過去最高を年々記録しています。80歳以上の人口も713万人となり、そのうち女性が478万人で男性のほぼ2倍となっています。女性の長寿の方が多いのも、年配になってから自立できるのは女性の方が確かなので、数字としても表れてきていますね。
高齢者の就職人口も500万人を越えたとの事。歳をとってもまだまだ働いて世の為、人の為、自分の為に生涯現役で過ごす気概を持って欲しいですね。
私のモデリングしたい一人として日野原重明先生がいますが、96歳になります。まだまだ現役で活躍している姿を見聞すると嬉しくなります。先生はこれからの人々に、人生百年の生き方を伝えています。すごく参考になります。
私の母親も88歳に成りましたが、まだまだ元気でいます。これからも長生きしてもらいたいと思っています。人の付き合い方、義理などを伝えています。
年配者からいろいろ学んで次の世代に伝える橋渡しの役割をどんな人もみんなもっています。
長い経験から得た知識、体験からの技術、生き様などはじっくりと聞くと参考になる事が多くあり、これは必ず残しておくべき知恵だと思う事が沢山あります。それを聞き取り伝えていきたいですね。
せっかくの祭日に休みを返上して鴨居歯科医院の小口歯科技工士さんが「コーンテクニック」という技工技術の学習に一日過ごしました。朝9時から夕方6時過ぎまでじっくりマンツ-マンの学習をしました。
このテクニックは決して新しい方法でなく、私の手本にある教本は1974年に出版された本であり、33年経ちますが、この考え方、理論は1921年に始まったもので、多くの研究者の手によって伝えられ改良されて確立されてきたものです。このテクニックを当医院ではしっかりと伝えていない面があります。
そこでこの理論、表現方法などを一日かけてお互いに学びました。80年以上に経っていても基本的なものは現在にも通用し目新しく感じ、これは次代へ伝えるべきものと感じました。
一日では充分に細部に渡って修得はできませんでしたが、充実した一日となり満足感を少し味わうことができました。
一日お付き合いをして下さった小口哲也技工士さんに感謝しております。
これからも更に深く学んでいきましょう。
そして次世代に伝えていきましょう。