歯の本数と食事の関係
みなさん、こんにちは!
長野県塩尻市の鴨居歯科医院 鴨居インプラント審美サロン
デンタルマネージャーの菊池ひとみです。
寒い日が増えてきましたね。みなさま体調崩されていないでしょうか? 私の周りでも咳などの症状で喉を傷めている方が多くいます。
乾燥もする時期なので、当院でも加湿など留意していきます。
さて今回は、歯の残存数と召し上がれるものの関係についてお伝えしたいと思います。
調査の結果、食事を「とてもおいしい」、「おいしい」と感じる人は平均して、20本程度の歯があることが分かりました。歯の本数によって食べられるものも限られてしまいます。
20本以上ある場合 ※永久歯は親知らずを除いて28本あります。
・せんべい ・焼肉 ・生野菜サラダ ・寿司 など 硬い肉類、繊維のある生野菜、歯ごたえのある魚介類などほとんどのものが食べられます。
20本がしっかり噛むことの出来る最低ラインと言えるでしょう。
20本以下になった場合 ・ケーキ ・ハンバーグ ・ポテトサラダ ・ラーメン ・うどん など 繊維質なもの、硬いもの、弾力があるもの、レタスなどの薄いものなど多くのものに食べにくさを感じ、食事が苦痛になってきます。
苦痛になるので食事を減らしたり、食べやすい柔らかなもの、高カロリーなものに偏ったりと、食生活が変わり、栄養不足や肥満などの危険性が高まります。
6本以下になった場合
・おひたし ・おかゆ ・ヨーグルト など 噛むことがほぼ出来なくなります。
ほとんどのものが食べられなくなり、十分な栄養を食事からとることが困難になります。
歯は、あなたの健康と豊かな食生活を支える大切な存在です。生涯自分の歯でしっかりと食事が出来るよう、日ごろからケアをしておくことが大切ですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。