かもしか通信

スタッフ日記

歯周病とアルツハイマー型認知症の関連


みなさん、こんにちは!
長野県塩尻市の鴨居歯科医院
鴨居インプラント審美サロン
歯科技工士の三溝 恒幸です。

このところ随分寒くなってまいりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

さて、最近の研究によりますと、歯周病にかかっている場合と認知機能の低下との間にはプラスの相関があることがわかってきました。また、歯周病の原因菌であるジンジバリス菌( P.g.菌 )の成分がアルツハイマー型認知症患者の脳内で検出されており、歯周病のアルツハイマー型認知症への関与への注目が高まっております。

そうした中、九州大学の研究グループでは、アルツハイマー型認知症でみられる脳内老人斑の主成分「アミロイドβ」という体内物質が、ヒトの歯周病の歯茎で産生されていることを発見したそうです。さらに「アミロイドβ」を生産する酵素をコントロールすることにより、歯周病が原因となるアルツハイマー型認知症の発症や進行を遅らせる「先制医療」の実現となることが期待されているそうです。

いずれにせよ、薬物による治療を行う以前に、口腔内の環境を整えて歯周病の予防をする方が、より全身的な健康維持につながるのではないでしょうか。

そのためにも鴨居歯科医院では、「トータルヘルスプログラム(THP)」を導入しております。このプログラムは、詳しい検査を行ったうえで、口腔内のむし歯菌、歯周病菌などの悪玉菌を殺菌し、さらに善玉菌を増やして、口腔内の細菌環境を整えます。

詳しくは、お電話、もしくは鴨居歯科医院スタッフにぜひお尋ねください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

〒399-0736 長野県塩尻市大門一番町16-14

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