かもしか通信

スタッフ日記

トイレ掃除が子供たちを変え、社会を変える


みなさん、こんにちは!
長野県塩尻市の鴨居歯科医院
鴨居インプラント審美サロン
デンタルマネージャーの菊池ひとみです。

いつも鴨居歯科医院のブログをご覧いただき、ありがとうございます。

今日もみなさんに元気と笑顔がお届けできるよう頑張っています。
今回も、社内木鶏会の感想文を書かせていただきます。

今回の致知のテーマである「根を養う」というテーマに合っているな・・・と思った文章が、この対談の最後に力強く書かれていました。

”人が喜ぶことを進んで実践する。人が嫌がってやりたがらないことを厭わず、率先垂範する。そうした心の根が養われるトイレ掃除に取り組む人が増えていけば、人の絆も深まり、社会が良くなっていくと確信しています。”

この分を読み、「根を養う」ということはこういうことなんだ・・・と感じました。

この対談では、広島の暴走族の少年たちが、トイレ掃除を通じて、心の平穏を取り戻し、更生していったエピソードが語られていました。

トイレ掃除という、皆が嫌がる仕事に、大人が一生懸命に取り組む姿を見せることが、少年たちを更生へと導いたのだと思いました。

私自身にもこれに似た、トイレ掃除の思い出があります。

中学1年になって、私がいたクラスはいわゆる問題児と呼ばれる生徒が、数人集まったクラスでした。私も模範的な生徒ではありませんでしたし、どちらかというと悪い方に引っ張られてしまう弱い人間でした。

そのクラスを良くしようと、当時の担任の先生が、色々と取り組んでくれましたが、その中にトイレ掃除がありました。まさに「掃除に学ぶ会」のように、学校のトイレを雑巾を使って素手で磨くということを、先生と生徒で行いました。

最初は抵抗がありましたが、男性の先生自ら、女子トイレの便器を一生懸命に磨く姿に驚き、感化され、クラス全員が当たり前のようにできるようになっていきました。

その先生は1年で異動になってしまい、その後続けてやったかは覚えていませんが、掃除の後の清々しい気持ちと、大人が一生懸命トイレを磨く姿に感動した気持ちは忘れていません。

今回、その気持ちを思い出すことができて、本当に良かったと思います。そして、これを伝えていく役割を与えられたような気がしました。

当院の院長も、毎朝診療室のトイレを掃除して下さっています。それを知った時には、本当に感動しました。

そして、副院長の青栁先生をはじめ、ドクターも忙しい診療の合間に、トイレチェックをして下さっています。そんな鴨居歯科医院だから、多くの患者さんに愛され、優秀な人材が集まってくるのだと思いました。

身近に、お手本となる素晴らしい方たちばかりであることを幸せに思い、そこから学んだことを、子供たちや多くの人たちに伝えていきたいです。

今回の社内木鶏会で皆の感想を聞きは、人との出会い、言葉との出会いが人生を変えるという事を改めて感じました。

苦難や困難と一緒に歩み成長していくという言葉も多く出てきました。

その困難の時に出会い、救ってくれる人や言葉が必ずあります。それがあるから前向きに努力し、成長することができるのだと思います。

今まで、支え、救ってくれた人達への感謝と恩返しの意味で、私自身が誰かを救い、前に進む力を与えられる人間になれるよう、日々丁寧に少しづつ”根”を養いたいと思います。

最後までお読み頂きありがとうございました。

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