社内木鶏会12月号の感想
みなさんこんにちは!
塩尻市鴨居歯科医院 鴨居インプラント審美サロン
歯科医師の永田郷です
周りを見渡せば山々が白く染まり、段々と長野の冬を感じさせてくれます。私は、長野の冬の空気が大好きです。ランニングしながら、ひそかにテンションが上がるのを実感します。
11月分の感想を載せます。
2020年も残すところ、あと2ヶ月を切りました。今年を振り返り、皆さんは何を思い出しますか?嬉しかった、悲しかった、辛かった、思うことは多々あるかと思います。私は、寂しい1年だったように感じます。それは、こんなにも家族との時間が無い1年は初めてだったこと、予定していたセミナーが開催されず人との出会いが減ったこと、外出が制限され休日の行動範囲が狭められたことなどが考えられます。 北里大学特別栄誉教授の大村さんは、人類の傲慢さを仰っていました。コロナだけでなく、台風の発生や40度を超える猛暑こそ、その傲慢さの象徴である。だからこそ、この環境をピンチと捉えるのではなく、チャンスとして生かすように見方を変えるべきだと。確かに、今回のピンチから、ネットを通じたコミュニティが急成長を遂げ、全世界の衛生面に対する意識が飛躍的に向上しました。 「苦難は人間を謙虚にする」とありますが、医療現場こそ当てはまるように感じます。患者さんごとにグローブを変える、必ずマスクやゴーグルを着用する、体温を計り、うがい手洗いを徹底するなど、本来やっていて当然のことです。それを私たちは患者さんや世間にアピールする形で、再確認をすることが出来ました。利益を求め、面倒だからと衛生面をないがしろにしてきた医療側の傲慢さが、今まさに見直される良い機会になったと感じました。 皆さんにとって2020年はどのような一年だったでしょうか。私が寂しいと感じていたことは、もっと出会いたい、もっと学びたいという欲求からくるものでは無いかと大村さんより教えていただいたような気がします。コロナが蔓延する世の中に対して、ただ怯えるだけでなく、出来ることを1つ1つ行っていき、期待と笑顔の溢れる明るい2021年を迎えたいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。