かもしか通信

スタッフ日記

本物の気づかい


みなさん、こんにちは!

長野県塩尻市の鴨居歯科医院

鴨居インプラント審美サロン 歯科医師の永田郷です。

本年もよろしくお願いいたします。

「気遣い」について本気で考えたことはありますか?

「親しき中にも礼儀あり」と言われるように、診療の場面や私生活においても気遣いはとても大切なことに感じます。

そんな時に院長先生から薦めていただいた本があります。

歯科医師の先生が書かれているものなのですが、とても内容が分かりやすくまとめられていたので、それについての感想を書かせていただきます。

このような学びの機会を頂き、ありがとうございます。 院長先生の紹介で受講したセミナーで井上先生のことを知る機会があり、「気づかい」に関しては以前から興味のある内容だったので、表紙をめくる前から楽しみが先行していました。 まず読んでいて感じたことが、「あれ?意外と当たり前なことが書かれているぞ。」でした。小さい頃から両親や学校、周りの環境から学んだのか、自然と当たり前に思えることが多かったことに、勝手ながら井上先生を偉大な先生ではなく身近な先輩として認識し読み進めていました。これは私自身に限ったことではなく、当院のスタッフにも共通するものでした。皆さん本当に優しいですし、自然と「ありがとう」が口から出てしまうシチュエーションは診療室内外を問わず日常茶飯事です。医院の理念によるところも大きいとは思いますが、ベテランの方々はズバ抜けて気遣い上手です。そして年齢で判断すべきではありませんが、20代の子たちもここまで気が使えるものなのかと思ってしまうほど丁寧な接遇ができています。特に患者さんに対して、お待ちいただく際の声がけ、診療中の応対、電話対応など、私が患者であれば嬉しいだろうなと感じられることで溢れています。 相手が分かる気づかいも大切に感じますが、相手の分からないところで行う気づかいこそ本物だと私は昔から考えてきました。そのためには、相手が一流であれば私自身も一流としての考え方を学ぶ必要があります。一流を学ぶには一流に触れる機会を多く作るため努力をします。年間目標にも追加しました。 私は研修医の頃から必ず実戦していることがあります。それはセミナーでお世話になった先生や時にスタッフさんに必ず当日中にメールを入れ、感謝の気持ちと学んだ事と実戦したい事を伝えるといった事です。これは『初対面を「次」につなげる印象のつくり方』(P.154)で書かれている内容にもつながり、今後のメール内容を更に高められるヒントが沢山ありました。続ける事で、澤泉さんや松丸先生、若林先生など多くの方と今も連絡を取らせていただく関係を築けました。また、そういった先生方は、お忙しいなかでも必ず時間を作り返信をしてくださいます。早い方は、1時間以内に返事を頂いたほどです。真似ていきたいと感じます。 この本を読み終わった時、たまたま行きつけの店で担当していただいている方の退職を知りました。ただ私が客として店に足を運び、商品の紹介や販売をしていただくだけの関係でしたが、最近やっと趣味の話などもできるくらい距離が縮まっていただけに非常に残念な気持ちと、親切にして頂いたことへの感謝の気持ちになったのを覚えています。先日の休日を利用して、初めて購入目的ではなくお礼目的で店に行き、担当の方には退職の祝いを、日頃からの感謝としてスタッフ方へは手土産を渡し10分ほど話しをして帰りました。後ほど、店長から電話をいただき、私自身すごく嬉しかったですし、これからも利用したいなと感じられました。実体験から、より気遣いの大切さを学ぶ良い経験になったと思います。 今回、この本と出会わせて頂いたことを心より感謝します。この学びが、スタッフ全員の共通意識として医院に根付いてくれることを願います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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