致知3月号 体験的読書のすすめ
長野県塩尻市の鴨居歯科医院
鴨居インプラント審美サロン
みなさん、こんにちは!
いつも鴨居歯科医院のブログをお読みいただき、ありがとうございます。
寒さも和らぎ、卒業、入学の季節になりました。お元気にお過ごしでしょうか。
さて、今回も社内木鶏会で発表した感想文を載せたいと思います。
今回の対談の中で、又吉さんがおっしゃっていた、「記憶に残っているのは、その時の自分の状況とリンクして励まされる作品です。」という言葉にとても共感しました。
私も同じ経験があるからです。登場人物や作者の思いを想像し、共感したり、気付きを得たりすることで、生きる上での大切なことを教えてもらった経験がたくさんあります。
最近は毎月の致知を読むことで、そういった経験が多くなりました。
そして、嬉しいことに、同じものを読んでどう感じたか、これからどうなりたいのかといった意見を交わせる仲間に出会えたことで、もっと大きな学びや、励ましを得ることが出来ています。
読書の良いところはほかにも、ストレスが減るといったことがあるようです。
その理由はストレスの原因となる現実のことから気持ちが離れることができること、共感能力が活発になり、孤独感というストレスが解消されることだと言われています。
斎藤先生が文中で、人の心は常に揺れ動いていて、それを一気に流してくれる、気持ちをリセットしてくれる力が名作にはあるとおっしゃっていました。
名作を読んで文章の繊細さに触れると、日常の心の揺らぎが大したものではなく、日々汲々としている自分が馬鹿らしいと気付ける、その骨太の精神に触れることで、心が洗われる瞬間があるともおっしゃっています。
そういった、ものの見方が変わり、新たな気持ちにさせてくれることが、ストレスを軽減することにつながるのだと思いました。
誰にでも、辛いこと、しんどいこと、投げ出したいことはあると思います。
ですが、それを歯を食いしばって乗り越えなければならない現実があります。
それをどのような心の在り方で受け止めるかで、出せる結果は変わるような気がします。
大変な状況でも、見方を変えて、前に進める素晴らしい人に出会い、それを教えてもらえました。
本当に感謝しています。
そして、素晴らしい考え方の方に触れることで、良い心の在り方を持ち、困難を乗り越えるためには、良い本、良い言葉、良い人との出会いが大切なのだと気づきかせてもらえました。
今の私は、有難いことにこのような素晴らしい出会いの機会をたくさん与えてもらえています。
鴨居歯科医院で働けていることで、院長先生はじめ、多くの良き考え方、生き方をしている人たちと出会えていることに本当に感謝しています。
私との出会いを「素晴らしい出会い」と言っていただけるような人になるために、まずは読書の時間を作る努力をしていきます。
最後までお読みいただきありがとうございました。