駒澤大学に習って
みなさん、こんにちは!
長野県塩尻市の鴨居歯科医院
鴨居インプラント審美サロン
歯科医師の永田郷です。
段々と気温が暖かくなり、すごしやすい季節になってきましたね。皆さん、いかがおすごしでしょうか。
今回は、箱根駅伝でご活躍されている駒澤大学大八木先生のお話より感想文を書かせて頂きましたので、投稿させて頂きます。
「勝ちに不思議な勝ちあり、負けに不思議な負けなし」この言葉の意味を理解するのに、私の中で一瞬「ん?」という間がありました。それは、今月号のP.90にも登場されている原田隆史さんが DVD内で「日本一は作られている。コテコテのおっさんが3〜4人で日本一を回している。」と話されていたこともあり、勝ちは決まった人の元に約束されているのだと思っていたからです。何が不思議なのだろうと考えた間があったことで、大八木先生の『命いっぱいに生きる話』を興味津々に聴くことができました。お話の中には響く言葉が沢山ありました。
その中に「聞く耳を持たない、自分で考えられない、1から10まで全部教えてもらわないとダメというのでは一流にはなれません」とありました。私が研修医で当院に来た時、とにかく言われたことをこなすことに必死になっていました。自分なりに考えて行動していたつもりでも、何ができていたか微妙でした。「それが研修医の仕事だよ」と周りの方々に言っていただいているような、そんな優しさのおかげで成り立っていることを当時は理解できていませんでした。少しずつ患者さんを担当するようになり、改めて自分で考えて行動することの必要性を知ったような気がします。「なんで、これが必要なんだろう」「次に何をすればいいんだろう」「どうしたら相手が喜んでくれる」「もっと効率的に動くには何をしたらいい」ベテランと呼ばれるスタッフの方々は自然とこの考えが頭の中で整理されて行動に起こすことが出来ています。本当にすごいことだと思います。すごいと思うのですが、それが普通に感じられてしまうほど、レベルが高いスタッフで当院は成り立っています。今年入社されたばかりの新人さんや、初めての教育を任されて苦労している二年目スタッフの皆さん、鴨居歯科医院は院長や先輩方だけが一流なのではなく、スタッフ全員が一流を目指す歯医者さんです。だからこそ上からの指示を待つだけでなく、自分で考えて動いてもらって医院や私を助けてもらえたら嬉しいです。私も不甲斐ない部分は多くあります。3年目以降のスタッフも同じように、みんながみんなに期待し期待されています。
話は変わりますが、本文から駒澤大学のチームの内情を知って、選手だけじゃなく大勢の方の苦労の上に勝ちがあることに感動を覚えました。教える側も教わる側も、お互いが真剣に取り組むことで言葉以上に伝わるものがあることを学ばせていただきました。 当院の売りはチーム力です。今までも、これからも負け知らずのチームとして患者さんに貢献していきましょう。
以上です。最後までお読み頂き有難うございました。