かもしか通信

スタッフ日記

致知6月号より、感想文です。


みなさん こんにちは 

長野県塩尻市鴨居歯科医院 鴨居インプラント審美サロン 

歯科医師の永田郷です。

スタッフが掲載している致知の感想文ですが、今年の9/4に社内木鶏会( 全国規模の発表会)の甲信越代表として医院で参加することとなりました。歯科のことをもっと知っていただくため、当院を知っていただくため、ただいま全力で準備を進めています。また、ブログにて報告させていただきます。

致知6月号より、感想文です。

「愚かなる者よ」
本文中にある言葉ですが、なんて挑発的な表現から始まるメッセージなのかと思ったのが素直な感想でした。しかも、この表現を用いたのが画家であることも、とても印象深く感じました。
それに続く、「汝の足下を掘れ そこに泉あり」
この言葉の大本は哲学者ニーチェによるものだと本文に記載されています。ニーチェは、牧師の父を持ちながらも、神学の道に進まず、独自の思想を世に送り出した人だそうです。残した言葉の中でも有名なのが「神は死んだ」という格言です。今まで信じられてきた価値観は、思い込みに過ぎないという意味とされています。表現の仕方こそ過激ですが、高校までキリスト教を学んできた私にとって、とても斬新で独創性があって面白いなと感じられた言葉でした。
今回のテーマでもある「汝の足下を掘れ そこに泉あり」は、今の私にとって刺さる言葉でした。普段から自分の評価をしようとすると、どうしても「何が出来ていて、何が出来ていなくて..」といった近い過去と現時点との比較が先行してしまっていました。些細な変化に対して一喜一憂していることがほとんどで、本質を見失っていました。もはや自分自身を作り上げてきた約30年の評価など考えもしなかったです。まさに愚かなる者なのだなと感じさせられました。
今の私は、産んで育ててくれた家族に始まり、勉強や部活や遊びなど一緒に学び成長してきた仲間、正しい知識を教えてくれた先生など、数え切れないほどの方々の影響があってこそ存在しています。当院で言えば、患者さんや院長、スタッフの皆さんに沢山の学びを頂いてきました。
『泉』とは人によって様々なものに例えられ感じられるものだと思います。私にとって『泉』は直感的に私自身でした。今ある小さな悩みばかりに囚われるのではなく、今ある自分に感謝の気持ちを持っていなさいと教えられたように感じました。

本からの学びは、人生の大きな財産となります。皆さんも自粛生活において本やネットを利用して自身のスキルアップをしてみては、いかがでしょうか。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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