かもしか通信

スタッフ日記

果てしなきおもてなしの向上を求めて


みなさん、こんにちは!
長野県塩尻市の鴨居歯科医院
鴨居インプラント審美サロン
歯科技工士の三溝 恒幸です。

東京オリンピックもとうとう終わりを迎えました。日本勢の活躍も目覚ましく、毎日のようにメダルラッシュが報道されておりました。獲得メダルは、史上最多58個、金は世界3位の27個にも上りました。インタビューに応える選手の開口一番が、支えてくださった方へのお礼の言葉から始まることに、トップアスリートの人間力の高さをうかがい知ることができます。改めて敬意を表したいですね。

当院でも、スタッフ各個の人間力を高揚させようと、毎月最終金曜日には月刊誌「致知」を抄読し、その感想を発表しあって、それぞれの良いところや美点を見出す「社内木鶏会」を開催しております。それにより医院内のスタッフ間の雰囲気はこれまでにないくらいに良くなってきております。ご来院いただく皆様に、はじけるような笑顔と感謝に包まれた歯科医院をめざし、今後とも引き続き精進してまいりたいと思っております。

ここで、私の感想文を掲載させていただきます。

帝国ホテルは、当初迎賓館として役割を果たしつつ、その創業に携わった初代会長の渋沢栄一翁の精神を脈々と受け継ぎながら、創業以来130年にわたり、国内外から愛される一流ブランドを築き上げてきた。その帝国ホテル社長定保英弥(さだやす・ひでや)氏が、コロナ禍における挑戦と創造リーダーとしての心得企業の盛衰の分かれ目などを語っている。その中で共感する点と取り入れられるポイントを述べたいと思う。

まず、一つには、コロナという逆境の中で、まず背中を押してくれたのが、「逆境に処しては断じて行え。決して惑うてはならない」という渋沢氏の言葉だそうだ。厳しい時こそ、明るく元気に前を向いて、率先して常に動く。そうすればどんな難局をも乗り越えていける。ということは、常に心がけていきたい点である。

もう一つには、判断力のベースを謙虚さにおくということだ。これは、内村鑑三の「興国とは謙のたまものであって、亡国は倣慢の結果である。」という言葉に端を発するようだ。謙虚さをベースに、個々人全員のレベルをさらにアップさせ、それにより組織を強固にするということを心がけているようだ。謙虚さこそ、相手の立場に立つという基本に立ち返る源であると思え、こちらも心がけたい点である。

さらには、企業の理念を見失い、目先の売り上げや利益ばかりを追いかけるようになってしまえば、そういう企業は、いつかは衰退してしまうという点である。つまり、目先の小さな利益を追うのではなく、着実な信用信頼を得ることによってそれぞれの事業における足下をしっかりと固めることが大切だということである。

「誠は天の道なり、これを誠にするは人の道なり」。これは中庸の言葉であるが、何事にも誠実に取り組み、仕事に真心を尽くすという姿勢を積み重ねてこそ、人としての道となるということだと考えたい。

私たちも、世間の皆様から、「さすが鴨居歯科医院」と言ってもらえるように成り続けたいし、私としては、「医院を何とか立派な医院にしていこう」「自分が一日怠ければ、医院の進歩が一日遅れる」という思いと、気概で職務にあたっていきたい。

最後までお読みいただきありがとうございました。

〒399-0736 長野県塩尻市大門一番町16-14

0263-52-0118 0263-54-2121

9:00〜17:30(最終17:00)休診:日・祝