かもしか通信

スタッフ日記

致知11月号「努力にまさる天才なし」


なさん、こんにちは!

長野県塩尻市の鴨居歯科医院

鴨居インプラント審美サロン

デンタルマネージャーの菊池ひとみです。

さて、今回も社内木鶏会で発表した感想文を載せたいと思います。

 今回のテーマを見て、先日、子供達から努力し、全力を尽くすことの美しさを教えてもらい、大きな感動をもらえた出来事が浮かびました。

 私の子供は放課後に学童保育へ行っています。その学童の活動の一環に「トーチ発表会」というものがあります。簡単に言うと、光る棒や火のついた棒を音楽に合わせて回したりして、表現するものです。火の方は、いわゆるファイヤーダンスのようなもので、かなりの見ごたえがあります。同時に、やけどの危険もあるので、指導員の先生も子供たちもかなり真剣に取り組んでいます。

 娘は6年生なので今年が最後の発表でした。毎日の練習はもちろん、土日も木の棒を持ち帰ってきて弟と自主練したり、普段もなかなかできない、実際に火をつけての練習は、毎回志願して参加し、迎えに行く7時になっても先生と二人で練習していたりして、びっくりするくらいの頑張りでした。もちろん発表は大成功で、親バカな私は娘の努力をたくさん褒めようと思いながら見ていました。発表の最後に6年生が感想を言うのですが、娘が「トーチを頑張れたのは、困ったときに助けてくれ、一緒に頑張った仲間と練習や本番の準備などをして支えてくれた人たちのおかげです。」と感謝の言葉を言ったのを聞き、娘が努力できる環境、心の状態でいられたのは周りの人たちのおかげだったんだということに気づかされ、我が子の努力にばかり目を向けていたことを恥ずかしく思いました。

 日頃、周りの人たちへ感謝することの大切さを言っている立場でしたが、今回のことで、私が娘から教えられ、大切なことを思い出させてもらえました。

 今回の特集「努力にまさる天才なし」の最後に紹介されていた後藤(せい)(こう)氏の詩に「全力は美である/力いっぱいの現われは/なんでも人をひきつける」という一節がありました。

 この詩にあるように努力し、全力で何かを成し遂げようとしている人は、その姿が周りに感動を与えます。そして、全力で思いを伝えようと尽くしている人の言葉も感動を与えてくれます。その努力も全力で頑張る姿勢が、同じ仲間をひき寄せ、より良い関係、環境となり、さらに良いものを生み出します。

 「天才とは努力し得る才である」というゲーテの言葉は、まさに鴨居歯科医院で一緒に働いている人たちのことです。院長先生が常に前に進もうとし、スタッフの学びも応援してくれるこの環境が天才を作り出してくれているのだと思います。この、努力し続ける天才に囲まれて仕事をする中で、私自身もそれに近づけるよう意識が持て、前に進む力になっています。この素晴らしい環境が当たり前ではないことに感謝を忘れず、努力し得る才を身につけていきたいです。そして、子供達のお手本となるような背中になりたいと思いました。

 最後までお読みいただきありがとうございました。

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