致知感想文
皆さん、こんにちは!
長野県塩尻市鴨居歯科医院
鴨居インプラントセンター審美サロン
歯科衛生士髙木さなえです。
4月号の致知感想文を投稿致します。
P.112 人生を照らす言葉
鈴木秀子さんの連載を毎月読む度に、癒やされ、小さな事に悩んだり、不安になる自分に勇気と安心を貰っています。今では、私にとって心の栄養剤となっています!
今月の連載の詩は、武者小路 実篤の「平和」です。 鈴木先生は、この詩を通して、毎日の生活の忙しさの中でも、青い大空や、高い木々を見上げることなど、自然を眺めることの大切さを教えてくれています。日々の忙しさの中でも、大自然の美しさ、壮大さに目を向けると、平凡な生活に浸っているだけでは感じる事のできない、平和の喜びをしみじみと味わうことができ、私たち人間に、大きな力を与えてくれるとおっしゃっています。
私は毎朝、愛犬の散歩に出掛けますが、自宅から数百メートルほど坂を上がると、松本平が一望できる所があり、街並みや山々を見渡し、自然の大きさに目を向けると、それだけで気持ちも穏やかになり、心を平和に保てるような気がします。
詩の最後の一節に「神は人々と共に働いているのだが、人々はそれに気づかないのではないか。」とあります。
いまを生きている私たちに、日々の忙しさのあまり「気づき」を忘れているのでは、と諭してもらえているような一節で考えさせられます。 世界的には、コロナ禍により未だ先の見えない状況や、起きてはいけない軍事侵攻など、つらく哀しい出来事が続いています。祈る事くらいしかできない私ですが、死ぬこともなく命が与えられている。手や足が動き、食事もおいしくいただける。住む家や働く職場があり、日々の生活の糧を得ることができている。自然に目を向けて見れば、光も水も空気も、生きる上で必要なものは、すべて無条件に与えられている。これら一見、当たり前に思えるようなものの中に、素晴らしさを感じ取ることこそが、本当の幸せなのだと思います。
幸せは、遠くに手を伸ばして掴もうとするものばかりではなく、当たり前の日常がいかにありがたいかを噛みしめて生きること。その事に気づくと、ワクワクするような躍動感はなくても、深くて静かな喜びが、静かな泉のように湧き出て来る…平和な気持ち・心を持つことができてくると、その気持ちはいつの間にか周囲にも伝わり、人々を穏やかにすることができる。1人ひとりが”幸せ発信地”になった時、世の中は平和になるのだと、私も思います。
「この世界に自分の意思で勝手に生まれてきた人はひとりもいないという真実、目に見えない大いなる力によって命を与えられ、生かされていることの奇跡と価値に、僅かでも意識を向けていただきたいというのが私の思いです。人間は、どこまでも成長を遂げるために、この世に生を受けたという人生観があります。成長とは、愛ある人格になるために、命が尽きるまで自分を磨き続けることです。その成長の鍵となるのが”気づき”です。」
鈴木先生のお考えを私も胸に秘め、生きて行きたいです!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!