致知5月号 誠の花を咲かせる生き方
みなさん、こんにちは!
長野県塩尻市の鴨居歯科医院
鴨居インプラント審美サロン
デンタルマネージャーの菊池ひとみです。
日頃より鴨居歯科医院のブログをご覧いただきありがとうございます。
今回も致知5月号の感想文をお届けしたいと思います。
この対談を読み、挑戦し、成長できる環境にあるということは、自分ひとりの努力ではなく、周りの人たちの支えのおかげで成り立つということも忘れてはならないことだと思いました。
道下さん、浦田さんはともに、生まれ持っての視覚障害ではなかったとのことで、今まで見える生活をしていたのが、できなくなるということはどんなに怖く、辛かったか想像すると、胸が苦しくなります。ご本人も辛いですが、ご家族も同様に辛かったと思います。浦田さんが、目が見えなくなってきたことを打ち明けられずにいたお母さんに、そのことを伝えたエピソードが載っていました。それは、ほとんど見えない視力と記憶を頼りに、やっとの思いで実家の最寄り駅にたどり着いた浦田さんが、「お母さんの顔を見えんくなったんよね・・」といい、それをお母さんが「また冗談言って。これ何本?」と指を出しました。しかし、その指も数も全然見えなかった浦田さんが、触って確認しようとしたことで、お母さんも浦田さんの目のことが分かり、泣き崩れたというものでした。浦田さんがご両親に言えないでいた気持ちも分かりますし、お母さんがそれを知って泣き崩れてしまったときの気持ちも分かります。同じ母親として、どんなに辛かったかと想像すると涙が出ます。でも、悲しみに打ちひしがれて落ち込むのではなく、「一緒に前を向いて頑張ろう」と浦田さんを励まし支えたご両親は、とても強い心の持ち主なんだと感動し、また涙がこぼれました。ご両親だけでなく、おばあ様の「人間は生きとるだけで誰かに迷惑かけとるんやけん、あんたは心配せんでもよか」という言葉にも感動しました。浦田さん自身もご家族の温かい励ましと支えを受け感謝の心を持った時に、「自分に何ができるか」という前に進む勇気を持ったとおっしゃっています。辛く苦しい困難の中でも、支えてくれる人がいることは何よりも勇気になります。
人生は、何が起こるかわかりません。どんな困難があっても、支えてくれる人がいる事への感謝を持てる人間でいたいです。そして、誰かが困難に直面している時、前に進める勇気を与えられるような存在になりたいです。今からでも、そんな太陽のような存在になれるよう、この鴨居歯科医院で尊敬できる仲間を見習い、日々精進していきます。
最後までお読みいただきありがとうございました。