かもしか通信

スタッフ日記

舌について


みなさんこんにちは!

長野県塩尻市鴨居歯科医院 鴨居インプラント審美サロン

デンタルマネージャーの青木 凜です。

突然ですがみなさんは舌には正しい位置があることをご存知ですか?
普段舌がどの位置にあるかなど意識したことがある方は少ないと思います。

舌には正しい位置があります。上顎の前歯の付け根から喉の奥の方に舌を滑らせていくと、わずかにへこんだ部分があることに気づくでしょうか。これを「スポット」といいます。このスポットに舌を収めるようにし、舌全体を上顎にくっつけた状態が正しい位置です。私が舌の位置についてお話しているきっかけは学生時代にワイヤー矯正をし終わった後に舌のトレーニングをはじめました。私は舌が下の歯の裏についている舌癖があり、それが原因で矯正していた歯が後戻りをしてしまいもう一度矯正をやり直すことになってしまうと知ったからです。なので、舌壁、舌壁の原因についてお話ししようと思います。

日常生活の中で、夢中になって本を読んだりテレビを見ているときに、口をポカーンと開けて上下の歯の間に舌が出ていたり、飲みこむときに舌をつき出し、歯を押すような動きをすることがあります。これを舌癖といいます。舌癖のあり人は、いつも舌が口の中で低い位置や前方にあり歯を押しています。そして、飲み込むときに、更に強い力で歯を押し出します。そのうえ唇や頬の筋肉の力が弱く、特にいつも口を開けている人は外側から歯を押さえる力がありません。また、飲み込む動作をしているときは、飲み込むたびに舌で歯を押していることになります。そのため、出っ歯になったり、歯と歯の間に隙間があいたり、上下の歯がかみあわなくなることもあります。隙間に舌が入り、サ行、タ行、ナ行、ラ行などが舌足らずな発音になることもあります。このように舌癖があると歯並びや発音に大きな影響を及ぼします。

舌癖の原因
・口を開けて息をする。(口呼吸をするため、舌がいつも低い位置にある)
・指しゃぶり(前歯に隙間ができ、舌が出やすくなる)
                                     など

この機会に普段舌がどの位置にあるか確かめるのも良いと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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