かもしか通信

スタッフ日記

12月号致知感想文


皆さん、こんにちは!鴨居歯科医院、歯科衛生士の髙木さなえです。感想文を投稿致します。

54頁 人類が共有できる稲盛哲学の力

今年8月にお亡くなりになった稲盛和夫氏。    追悼特集号の12月号の致知は、1度きりではなく何度でも読み返したいと思う特集ばかりでした。中でも私が一番心に残ったのは、中国で稲盛哲学を広める活動をされている曹岫雲(そう しゅんうん)氏の特集です。曹氏は、2001年に天津で開かれた企業経営シンポジウムで初めて稲盛氏の講話を聞き、とても感動されたとのこと。「人生には方程式があり、物事を判断するのには基準がある。その基準とは人間として何が正しいのかというとてもシンプルなもの。」中国で稲盛哲学を広めたいという強い思いから、2007年に盛和(せいわ)塾の立ち上げをみごと実現されました。 中国企業には、全従業員の物心両面の幸福を追求する、人類社会の進歩発展に貢献するといった理念と実践がないことから、中国で稲盛哲学を広めることはとても意義があり、また歴史上、今まで様々な哲学者が存在する中で、経営哲学を持つ哲学者は誰1人といない。有名な経営者も多くいるが、哲学者と呼べる経営者もいない。稲盛和夫・盛和塾長は、「経営者で唯一の哲学者」ということを今を生きる私達は、強く認識をしないといけないと思いました。               稲盛哲学は、これまでの哲学とは異なり、人類を救うことのできる利他の精神に基づいています。人類が思想や宗教を超え、「人間として何が正しいのか」という、原始的・根源的でシンプルな哲学を共有できたら、未来は輝かしく明るい世界になるはずです。この哲学は、多くの実績に裏打ちされた、普遍的で正しい哲学であると日本人だけでなく、中国、そして世界中に広まり全ての人間が実践していけたら、これほどの稲盛氏への恩返しはないのでは、と思いました。22頁には、2013年に大阪で行われた講話が載っています。読んでいると、私もその会場でお言葉を聞いているかのように、稲盛氏のお人柄の素晴らしさが伝わってきます。講話の最後のお言葉は、しっかり胸に刻み生きていきたいと思いました。             「人格を高めていこう、自分の心、魂を立派なものにしていこうと、繰り返し繰り返し努力をしていく、その行為そのものが尊い。人生とは、魂を磨き心を磨く道場です。」      最後までお読みいただきありがとうございました!    

 

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