スポーツマウスガードについて
みなさん、こんにちは!
長野県塩尻市の鴨居歯科医院
鴨居インプラント審美サロン
歯科医師の鴨居愛子です。
本日、高ボッチ高原FMの「かもしか歯あわせランチタイム」に出演させていただきました。
先日、2年間にわたる公認スポーツデンティスト養成講習会の受講が修了いたしましたので、そのお話をいたしました。
スポーツマウスガードは、ざっくりお伝えすると、スポーツ中の歯の外傷(折れたり抜けたりヒビがはいったり)を予防、軽減するためのお口に入れる装置です。
他にもスポーツ中、自分の歯がぶつかって周りの人を傷つけないようにしたり、強い噛みしめから歯を守ったり、顎関節の保護などしてくれます。最近では、脳震盪の予防効果もあるといわれています。また、歯の外傷のリスクを避けることは、治療時間やそれに伴う費用がかからないことにつながります。歯の外傷で前歯が無くなってしまっただけでも悲しいのに、通院や治療費がかさんだら泣きっ面に蜂ですよね。
特に怪我をしやすいのが10代~20代といわれています。中学3年生より、部活動初心者の中学1年生の方が歯の外傷が多いです。マウスガードをしている時としていない時とでは、歯の外傷のリスクが約2倍も違うそうです。せっかく、むし歯にならないように守ってきた歯が、外傷で失われたら悲しいですよね。
スポーツマウスガードの認知度向上とともに需要が高まっています。当院でも、せっかく提供するなら、しっかり学びたいと思って、公認スポーツデンティスト養成講習会を受講して良かったです。
スポーツ中の怪我って突然起こるものだから、パニックになっちゃったり、心配になったり、本人も親御さんも不安ですよね。そんな時に、安心できる医療サービスがご提供出来たらいいなと思って精進しております。
鴨居歯科医院の関連医療機関である、かもいクリニック(整形外科)の院長はスポーツドクターの資格があるので、スポーツ外傷の患者さんもよく受診されます。なにもないのが一番ですが、もし外傷でお困りの際は、お声かけ下さい。
最期までお読みいただきありがとうございました。