フロス(糸ようじ)のすすめ
みなさん、こんにちは!
長野県塩尻市の鴨居歯科医院
歯科医師の千葉由範です。
今朝出勤する時、車の外気温を見るとマイナス7度でした。
寒いですね。私は年末年始にかけて風邪をひきました(>_<)今も鼻声です(^_^;)
皆さんも体調に気をつけましょうね。
さて、今日はデンタルフロス(糸ようじ)についてお話します。
皆さん、普段デンタルフロスをお使いでしょうか?歯ブラシは使われると思いますが、デンタルフロスを使用している方は少ないように思います。
では、なぜデンタルフロスを使用しないといけないのでしょうか?それは、歯に付着した全てのプラーク(歯垢)を歯ブラシだけでは取り除けないので、歯と歯の間のプラークを落とすためです。歯と歯の間は非常に狭く、歯ブラシの毛先は入らないのです。
デンタルフロスには「ワックス付き」と「ワックス無し」があります。前者は滑りがよく歯間が狭い場合に適しています。後者は清掃面積が広いので、プラーク除去効果が高まります。
一般的なフロッシングでは両手の指にデンタルフロスを巻きつけて、指を口の中に入れて行います。この方法は、指の太い人や子ども、指の力が弱い高齢者ではうまくできない場合もあります。中には、隙間の少ない歯間にまで歯間ブラシを無理やり押し込み、歯ぐきを傷つけてしまう人もいます。そういった方には、「柄のついたホルダー型のデンタルフロス」がお勧めです。柄がついているので利き手一本で扱うことができ、奥歯にも簡単に使用することができます。歯ブラシと同じように水で洗って乾かせば、糸がたるむまで繰り返し使うことができます。
フロッシング(フロスを用いて清掃すること)は慣れるまで通しにくいのですが、使っているうちにスムーズに通せるようになります。自分にあったデンタルフロスを見つけて、毎日フロッシングをしてお口の中をきれいに保つようにしてください。
これからの時代は、むし歯にならないように「予防」が大切になります。気になることがあれば当院に来ていただいて何でも聴いてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました